Boxing
2018年9月14日(金)東京 後楽園ホール
A-sign.Bee 16 大和魂
WBA女子世界フライ級正規/暫定王座統一戦 10回戦
正規王者 藤岡奈穂子 ふじおかなおこ(世界5階級制覇/竹原&畑山)
VS
暫定王者 イルマ・サンチェス(元WBFed.女子世界フライ級王者/メキシコ)
WBA女子世界フライ級正規王者の藤岡奈穂子選手が同王座の初防衛戦をおこないます。この王座は昨年3月に獲ったものなので、1年半もほったらかしにしておいての初防衛戦というのは常識外な感じです。
もちろん認定団体のWBAさんのほうでもこの階級でタイトルマッチができないのでは商売になりませんから、試合をしない藤岡選手のかわりに昨年10月に暫定王者を作りました。それが今回の試合の相手のイルマ・サンチェス選手です。
というわけで、今回のタイトルマッチは単なる防衛戦ではなく、正規王者と暫定王者の二つになってしまったWBA女子世界フライ級の王座統一戦でもあります。
で、このイルマ・サンチェス選手なんですが・・・はっきり言って実力は2流。
むかしは猫パンチ、ロボコンパンチの3流ボクサーでした。それでもシルバー王座だのユース王座だのいろんなタイトルマッチに顔を出しながら存在感を増して、ついにはWBFed.女子世界フライ級王者にまでなったひとです。
どうしてそんなことが出来たのかといえば、どうやら旦那さんがボクシング界の実力者らしく・・、要するにコネ出世です。
ここ数年は出産かなんかで(興味ないので知りませんが)リングから消えていた彼女ですが、昨年から復活。そして暫定王者になったのですが・・、この試合がまたひどいエコヒイキ判定でした。
問題の試合の動画がこちら。お時間のある方はご覧ください。
サンチェス選手の猫パンチはむかしに比べて数が少なくなったものの、実力はやはり2流で、放送席の採点は99-91でラモス選手の勝ち。そりゃあそうだよね、と思っていたらなんと判定はサンチェス選手の勝ち!
YouTubeのコメント欄も「ひどい判定」「盗まれたベルト」「ラモスが王者」とのコメントであふれています。
イルマ・サンチェス選手の政治力の恐ろしさが伝わって来る動画ですね。
というわけで、藤岡選手は実力では楽勝だと思いますが、政治力を出されたらやばいと思います。
今回は、はっきり言って、リングの中よりもジャッジの人選が重要かもしれません。
藤岡奈穂子 ふじおかなおこ(竹原&畑山)19戦17勝(うちタイ人4)2敗7KO(うちタイ人3)
イルマ・サンチェス(メキシコ)38戦30勝7敗1分8KO
*日時 2018年9月14日(金)開始17:45
*場所 東京 後楽園ホール
*料金 SRS席30000円/RS席20000円/A席15000円/B席10000円/自由席5000円
*問合せ 一力ボクシングジム 03-3619-6101
当ブログのイベント告知は正式のものではありません。
イベントの内容、日時、場所、料金については必ず主催者にお問い合わせください。
コメント
Iサンチェス選手の真の正体を訴えてきたのはQRさんだけ!
それに加え SF級におけるWBAの不誠実さを目のあたりにしてきた者にとっては 計量まで一波乱 勘ぐってしまいます
よく来日承諾したなあ・・・
仮にそうなったとしても いいかげんなWBAをチョイスしてしまった藤岡陣営にも責任ないとは言えない・・
あと WBCロカサモラ選手対バービー妹選手
こちらも対戦間近ですね
>g1j2p5i5さん
この暫定戦の動画見ましても、依然としてウラの力は健在のようですね・・。
どうなることでしょうか?