観客席視点からの立ち技系女子格闘技

「世界戦第1号」?

 先日の江畑さんの試合は、結果は残念でしたが、女子ボクシングのさらなる足場固めのためには価値有る一戦だったのではないでしょうか?

 ところで、新聞やネット記事の見出しで、何か、誤解のモトになるような表現が・・・。
 日本女子「世界戦第1号」江畑、って見出しで、スポーツニッポンさんが配信したもんだから、いろんなサイトにこの見出しが載りました。
 でも、江畑さん、日本女子「世界戦第1号」じゃないですよ。
記事を読むと、最後のほうに「昨年11月に日本ボクシングコミッション(JBC)が女子プロボクサーを公認して以降、日本選手初の世界戦だった」とは書いてあるから記事内容は間違いではないんですけどね。

 でも、文字通りの、日本女子「世界戦第1号」なら、1997年3月にWIBF世界フライ級王者レギーナ・ハルミッヒに挑戦したシュガーみゆきさんです。
 日本女子「世界戦勝利第1号」もシュガーみゆきさん。1997年7月にIWBF世界ストロー級を獲得しています。
 日本女子「WBC世界戦勝利第1号」なら、2005年11月、WBC世界ストロー級を獲得した菊地奈々子さん。
 江畑さんは正確には日本女子「JBC認可後世界戦第1号」なんですね。
 
 小さな事のようですが、日本の女子ボクシングの世界戦の歴史をいっぺんに11年も短くされると困っちゃうのでちょっと書きました。

コメント

  1. うっちー より:

    ま、実質よりも権威や組織を優先させる
    日本らしい報道ですね。
    とりあえず、JBC公認以前の女子ボクシングは歴史のかなたに埋もれる可能性大
    なのでこういうところでの検証が大切だな、と思います。(もちろん女子キックも。)
    そういえば、ほとんど語られませんが
    かってMAキックで
    三井綾対菊川未来なんて好カードも実現しましたね。
    技巧派でガードの固い菊川が完全にダウンを喫したのは後にも先にも、このときだけ、のはず。
    (まだ選手活動続いてますが。。。)
    三井綾には、ボクシングでも活動してほしかった、と心より残念に思います。

  2. ウッチー より:

    あ、そうそう
    菊川フアンのために一言いっておくと
    その後は菊川も細かいジャブで盛り返し
    三者三様のドローでこの激戦は終止符
    が打たれました。

  3. 管理人 より:

    >うっちーさん
    コメントありがとうございます!
    この報道以外にも「いよいよ日本でも女子ボクシングがスタート」のような記事が目に付く今日この頃なので、思わず書いてしまいました。
    小さな声でも「それはちょっと」と言っておきたいです。
    三井綾選手、菊川未紀選手は大好きですが、その試合は見ていないので、詳しいお話がわかってうれしいです!日本女子ボクシングの貴重な証言、ありがとうございます。
    そうそう、菊川選手は今月9日に久々の試合ですね。
    JBC女子ボクシング、成功してもらいたいです。
    でも、ほんとうは、菊川さんレベルなら、男子の大会の中で見たいなあとも思ったりして。

  4. うっちー より:

    そうですか。
    この試合が三井綾
    生涯最後の試合になってしまうとは
    私も当時全く想像できませんでした。
    9日のボクシング、
    25日のキック
    と試合が続きますね。
    私も楽しみにしています。