Boxing
5月31日、ドイツ・デュッセルドルフで、WBCおよびWIBFフェザー級タイトルマッチが行われ、イナ・メンツァー(ドイツ)が勝利しました。
イナは3月にWBCフェザー級王座を獲得し、今回はその初の防衛戦です(WIBFでは11回め)。3500人の観客の見守る中、挑戦者ステーシー・リール(アメリカ)を迎えたイナは、序盤こそは攻め込まれたものの、3回終盤にステーシーのアゴに右をヒットさせると、続く4回にはテンプルに一撃。ここでレフリーが試合を止めました。4回1分39秒TKO勝利です。
ステーシーはここまで8戦全勝(そのうち2勝は日本の試合で得たもの)でしたが、これで初めて土が付いて8勝1敗。一方、イナ・メンツァーは全勝記録を21に伸ばしました。
イナは、3月の試合で、大きく切ってしまった右の目の上の傷の治りぐあいが心配されましたが、記者会見や計量にあらわれた際には、ほとんど傷口が確認出来ないほどに回復し、試合中も傷が開くことはありませんでした。また、正統派でスロースターターのイナが変則的(というより滅茶苦茶)なステーシーのファイトにかき回されることもなかったようです。
試合はドイツ国営テレビZDFで全国放送されました。
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