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去る4月9日に、エレーナ・マジョナビッチ選手(カナダ)を大差の判定で破ってWBCスーパーフェザー級新王者となったオリビア・ゲルーラ選手(カナダ)の初防衛戦は、どうやら、同級暫定王者ミリアム・チョマス選手(フランス)との正規王者決着戦となる見込みです。
昨日お伝えしたナヴァVSアクーニャもそうですが、こうやって正規王者と暫定王者を戦わせて、どんどん暫定王者が消えていくのは大変よいことです。
チョマス選手は昨年11月に暫定王者となりましたが、それとほとんど同時期に当時の正規王者エレーナ・マジョナビッチ選手はきちんと防衛戦をしていますので、まったく必然性のない暫定王者の誕生でした。
もちろん、暫定王者のチョマス選手が悪いのではなくて、そのような意味のないベルトを認定してファンを混乱させるような運営をしているWBCさんが悪いんです(内藤大助選手が王座を持っているフライ級にも近いうちに暫定王座が作られるそうですけど、何をやってるんですかね、WBCさん)。
さて、チョマス選手は、今月24日に6ラウンドの調整試合をしてから、6月に正規王者のゲルーラ選手と対戦することになります。対戦地はパリ、6月12日に真の王者決定戦チョマスVSゲルーラはゴングです。
4月24日(金)フランス ジェール県コンドン コンドモア・ボクシング・クラブ
世界タイトルマッチ前哨戦 スーパーフェザー級6回戦
ミリアム・チョマス(フランス)
VS
エンジェル・マッケンジー(イギリス)
ミリアム・チョマス(フランス)
12戦11勝1敗7KO
エンジェル・マッケンジー(イギリス)
15戦2勝13敗
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