Boxing
2009年6月26日(金) 後楽園ホール
“G-Legend 2”
第5試合 フライ級6回戦
○山口直子(白井・具志堅)
2回TKO 1’40
×菊川未紀(東海)
山口直子選手のTKO勝利
この日のセミファイナルは、豪快なKO勝ちを看板とする「倒し屋」山口直子選手(赤)と、技巧派ナンバー1菊川選手(青)という最高の顔合わせ。
2月の対上村里子戦で鋭い切れ味を見せた菊川選手のボクシングはこの日も快調。多彩なパンチを次々に命中させ、初回からリードを奪います。
山口選手も打ち返しますが、菊川選手の防御が素晴らしく、効果的な反撃を許しません。
第2ラウンド、山口選手のパンチも何度か当たるものの、それ以上の手数で確実にポイントを奪う菊川選手が優位に試合を進めます。しかし、1分30秒が経過したその時、山口選手のコンパクトな左(アッパーからの返しの左)が菊川選手のアゴを一瞬で打ち抜きます。
フィニッシュの連打に行こうとする山口選手をレフリーが必死にストップしてTKOを宣言。まさに、戦慄のKO劇でした。
この試合の結果、両選手の戦績は以下のようになりました。
OPBFフライ級5位
山口直子 やまぐちなおこ 15戦10勝2敗3分8KO
OPBFバンタム級3位
菊川未紀 きくかわみき 20戦11勝8敗1分1KO
(戦績はJBC公認以前からのものです)
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