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ウルグアイでの女子メインのボクシング興行にジェシカ・ボップとクリス・ナムースが登場

 Boxing

2009年8月8日(土) ウルグアイ モンテビデオ

WBAライトフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)
 VS
挑戦者 イベス・サモラ・シルバ(メキシコ)

WBCスーパー・ライト級暫定王座決定戦 10回戦
クリス・ナムース(ウルグアイ)
 VS
レリー・ルズ・フローレス(コロンビア)

 8月8日にウルグアイで、女子ダブル世界戦がおこなわれます。と言っても、ひとつは暫定王座決定戦なので、正確に言えばダブルじゃなくて1.5なんですが、主催者側はダブルと言っているみたいです。

 で、世界戦のひとつめは、当ブログではおなじみのアルゼンチンの新星ジェシカ・ボップ選手のWBAライトフライ級王座防衛戦。

 今回はホームを離れて、お隣の国ウルグアイでの試合です。相手はWBC同級8位のイベス・サモラ・シルバ選手(メキシコ)。

クリス・ナムース そして、もうひとつはWBCスーパー・ライト級暫定王座決定戦、クリス・ナムースvsレリー・ルズ・フローレス。

 ポスターでは地元のクリス・ナムース選手だけが写ってますが、いくらなんでも正規王者のジェシカ・ボップ選手を差し置いて、暫定候補のナムース選手がメイン扱いとは…。ホーム興行おそるべしです。
クリス・ナムース選手

 ところで、WBCの、この階級はことしの6月にモニカ・アコスタ選手(アルゼンチン)が新王者になったばかり。それなのに、あっと言う間に意味不明の暫定王者の誕生。何の正当性もありません。

 これで、WBCさんには世界王座認定料が入るわけですが…ここまであからさまな暫定王者ビジネス。もう笑うしかないでしょう。

 WBCさんのデタラメ商売は、ボクシング・ファンとして到底納得出来ませんが、選手には罪が無いことです。

 というわけで、ウルグアイの人気者クリス・ナムース選手についてちょっとご紹介。彼女はネットの記事では、よく「ウルグアイの世界王者」と書かれていますが、それは「WIBAユース王者」の間違いで、まだ世界のベルトに挑戦したこともありません。

 ビッグネームとの対戦経験も無く、実力は未知数ですが、9戦全勝という戦績と、21才という若さが可能性を感じさせます。それでは昨年9月の対レティシア・ロホ戦をご覧ください。


(ナムース選手が掲げているのはWIBAのユースのベルト。)

WBAライトフライ級王者(防衛2回)
ジェシカ・ボップ(アルゼンチン)9戦9勝4KO

WBCライトフライ級8位
イベス・サモラ・シルバ(メキシコ)6戦5勝1敗

WBCスーパーライト級4位
クリス・ナムース(ウルグアイ)9戦9勝2KO

WBCスーパーフェザー級15位
レリー・ルズ・フローレス(コロンビア)16戦13勝3敗6KO

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