Boxing
2009年 クイーン・オブ・ザ・リング ボクシング部門 各賞の発表です。
なお、この賞はこの1年にQRスタッフの耳や目に入った試合からQRスタッフの主観で決定されたものであり、女子ボクシング界全体を反映するものではないことを、最初にお断りします。
★ベストファイト
三好喜美佳 vs 東郷理代(11月17日ホープフルファイト)
スリル、スピード、迫力。これがボクシング!
★ワーストファイト
水谷智佳 vs ヤン・イン(7月7日宮田ジム興行)
中国のヤン・イン選手の体重オーバーで予定されていたOPBFタイトルマッチが中止に。かわりにおこなわれたノンタイトル戦ではスーパーライト級の体重のヤン・イン選手とスーパーフェザー級の水谷選手の試合をスーパーフェザー級公式戦として認めるというデタラメ運営。
中国選手個人もひどかったですが、中国と日本の関係者全員が無責任としか言いようのないヒドイ興行でした。
★ブライテストホープ
黒木優子(関ジム)
しずちゃん(南海キャンディーズ)
★最優秀実況アナウンサー
上野晃
2月26日後楽園ホール、WBAスーパーフライ級タイトルマッチ張喜燕[チャン・シャン]vs天海ツナミ戦の実況。歴史的な一戦をしっかりサポート。
★最優秀来日選手
オリビア・ペレーラ・ゲルーラ(カナダ)
3月3日に後楽園ホールで風神ライカ選手にスプリットで勝利したゲルーラ選手は、早くも4月にはWBCスーパーフェザー級王者ジェリーナ・マジョナビッチ(エレーナ・マジョナビッチ)選手に挑戦し、ユナニマスで勝利して王座獲得。12月にはパリで王座防衛。後楽園での勝利をきっかけに世界をつかんだシンデレラでした。今のこの選手は本当に強いですよ。
★ベストKO賞
山口直子(白井・具志堅)
6月26日後楽園ホール、菊川未紀戦での2回TKO。山口選手おそるべしを再確認させた一撃。この試合から現在まで3連続KO勝ち。山口選手は、JBCさん女子特有のなんちゃってKO(レフリーが早めに止めてしまう)ではなく、本当のKOが出来る数少ない日本人選手です。
★ファイター・オブ・ザ・イヤー
イナ・メンツァー(ドイツ)
人気、実績ともに抜群の世界三冠女王イナ・メンツァー選手。ことしはこの人の年でした。
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