Boxing
2010年1月30日(土)メキシコ メキシコシティ
WBCスーパーバンタム級暫定王座決定戦
○ジャッキー・ナヴァ(メキシコ)
判定 3-0
×シャンテル・マルチネス(パナマ)
ジャッキー・ナヴァ選手が判定勝利でWBCスーパーバンタム級暫定王座を獲得
98-90、98-90、97-91
ジャッキー・ナヴァ(左)vsシャンテル・マルチネス
WBCさんの本部があるメキシコで、1月30日、WBCスーパーバンタム級の暫定王者決定戦がおこなわれ、ジャッキー・ナヴァ選手(メキシコ)がユナニマスの判定で王座を獲得しました。
女子ボクシング界トップクラスのテクニックを誇るジャッキー・ナヴァ選手は、予想どおりに対戦者を圧倒しましたが、3回の開始早々にバッティングを受けて左眉の下をカットし、目の周囲が真っ赤になるほどの流血、5回の終盤には右足に体重がかかった時にヒザが故障し、散々な試合になります。
6回、ナヴァ選手は右ヒザの痛みから左足だけで立っている状態で右ストレートを被弾してダウン。
7回、試合中に片足ケンケンになるほどの状態におちいり、レフリーが続行の意志を確認しますが、ナヴァ選手は大丈夫だと答えます。
結局、満身創痍のナヴァ選手をマルチネス選手は倒すことが出来ず、試合は判定に。ダウンの回以外はほとんどフルマークというスコアでジャッキー・ナヴァ選手が判定勝利。緑色のWBCのベルトを巻きました。
しかし、先日の総会で「暫定王者を減らす」と決めたばかりのWBCさんが、なんでまた暫定王者というギモンはあります。
正王者のマルセラ・アクーニャ選手はいろんな社会活動などでかなり忙しいらしいですから、そういう関係でしょうかね。
ジャッキー・ナヴァ(メキシコ)26戦21勝3敗2分10KO
シャンテル・マルチネス(パナマ)12戦8勝4敗1KO
コメント
いっそのこと防衛戦行わなかったり、上位ランカーの挑戦を回避する王者からは、王座を剥奪するべきですよ。中には挑戦者との交渉が上手く煮詰まらず、防衛戦が出来ない王者もいますが、暫定王者を減らすには、一番の方法じゃないですか。