観客席視点からの立ち技系女子格闘技

チェ・ヒョンミ苦戦 WBAフェザー級僅差防衛 女子ボクシング

 Boxing

2010年4月30日(金)韓国 スウォン市 成均館[ソンギュングァン]大学校

WBAフェザー級正規/暫定王座統一タイトルマッチ 10回戦
○正規王者 チェ・ヒョンミ(韓国)
判定2-1
×暫定王者 クラウディア・アンドレア・ロペス(アルゼンチン)
スプリットデシジョンでチェ・ヒョンミ選手が防衛に成功しました。
96-95、93-98、96-95
試合を伝える韓国のサイト

 試合開始直後のチェ・ヒョンミ選手はロペス選手のサウスポーにとまどったのか、あまり手数がありません。

 一方、ロペス選手は長身のチェ・ヒョンミ選手のふところに潜り込むような動きで積極的に接近戦を仕掛けます。これをあきらかに嫌がるチェ・ヒョンミ選手。

 一般的に若い選手のコンビネーションは最初の1、2発は正確でも、3発目、4発目と続くに従って不正確になっていくものですが、31才のクラウディア・ロペス選手はとりあえず手数を出しながら接近し、完全にショートレンジに入ってから正確なフックやアッパーを打ち込むスタイルで経験の違いを見せつけます。

 ロペス選手の攻勢に対応出来ないチェ・ヒョンミ選手は、中盤以降後退を続け、終盤には肩で息をするくらいに消耗。

 ロペス選手優位のまま試合は終わりましたが、判定はチェ・ヒョンミ選手2、ロペス選手1のスプリットでチェ・ヒョンミ選手が勝利。WBAフェザー級王座の3回目の防衛に成功しました。

 辛くもベルトはチェ・ヒョンミ選手の元に残りましたが、いまの彼女が最も必要としている一般的な人気や評価、そして活動のためのスポンサーを獲得出来る試合内容だったのかどうかは大きな疑問。スターボクサーへの道は、試合前よりもさらに遠くなったのかもしれません。

 この結果、両選手の戦績は以下のようになります。
チェ・ヒョンミ(韓国) 4戦3勝1分
クラウディア・アンドレア・ロペス(アルゼンチン) 19戦14勝5敗3KO

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コメント

  1. ゆめ より:

    試合は、見れなかったのが 残念です。韓国のサイトを 見れば 4回にバッティングにあったとのこと。インタビューでは、今回が 一番苦戦した。V10を目指して頑張るとのこと。みた感想は。あと いよいよ 上村里子が IFBAの タイトルマッチに 再度 挑戦。残念ながら CS放送のため 見れないのだが、放送開始は 午後8時からの2時間 ゴールデンタイムです。相手は 強敵ですが、頑張ってベルトを持って 凱旋するのを 期待します。

  2. より:

    韓国でその試合をTVで見たんですが、率直、楽しさはなかったと思います。
    チェ・ヒョンミ選手は、戦略も不足だったし, ガードが不実でずっと顔面を許容したし, 体力の分配も良くなかったと思います。5R 以外には全然試合をリードすることができなかったです。アルゼンチンの選手は力と体力が良くて、プレーが少し荒いですね。
    チェ・ヒョンミ選手はこれから、世界チャンピオンの席に似合う実力をもっと積まなければならないと思います。2回目の防衛は、 ツバサ選手が2体級の下にもかかわらずほとんど対等な試合をしたし、 今度はホームアドバンテージで判定で勝ったが
    内容ではほとんど敗れた試合でした。
    次にはもっと良いプレーを見せてくれることを期待します。