Kick Boxing
2010年8月1日(日)後楽園ホール
ニュージャパンキックボクシング-熱風零七-
キックボクシングBONITA BOXEO 3分3R
ちはる(ウィラサクレック/M-1ミニフライ級王者)赤
VS
山田純琴(Y-Park/BONITA BOXEOアトム級1位)青
1ラウンド リーチで不利な山田選手は距離を詰めての高速連打勝負に出てくることが予想されます。そうはさせたくないちはる選手は相手の前進をジャブで止めたいところ。
しかし、鋭い出足でジャブの差し合いに勝った山田選手は右ボディー。そしてローへとつないで攻勢。
山田選手は続けてアゴへ3発4発と命中させ、パンチの回転力でちはる選手を追い込みます。
ラウンドの後半になると接近戦を挑む山田選手にちはる選手はヒザで対抗。パンチをすかしてのテンカオ、ワンツーからのテンカオなどで徐々に山田選手の連打を封印。
2ラウンド コーナー付近に詰めようとするちはる選手のキックを見切った山田選手が右ボディーから返しの左フックをヒット。
ここでペースを渡したくないちはる選手、接近する山田選手をクリンチにとらえて何度かマットに転倒させます。
微妙にペースを乱された山田選手が正面に立ったところをちはる選手は狙い撃ち。
3ラウンド 足を痛めたのか、蹴りが出なくなったちはる選手は、突進してくる山田選手をまずパンチで狙い、次にテンカオ、最後はクリンチにつかまえるという守備的な戦い方にシフト。
これでやりにくくなった山田選手はカウンターの被弾が増えていきます。
しかし、テンカオに出る時にガードが開くちはる選手のクセを見抜いた山田選手はそこを狙って右のビッグパンチで反撃。
が、時すでに遅く、残り時間は30秒。
ちはる選手が手数を出し続けて判定に持ち込みユナニマスデシジョンで勝利を掴みました。
ラウンドごと、ラウンド中にも展開が変わる面白い試合でした。やはり1ラウンドは3分がいいですねー。
キックボクシングBONITA BOXEO 3分3R
○ちはる(ウィラサクレック/M-1ミニフライ級王者)
判定3-0
×山田純琴 やまだすみえ(Y-Park/BONITA BOXEOアトム級1位)
ユナニマスデシジョンでちはる選手の勝利。
30-29、30-27、30-27
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