Boxing
2010年9月9日(木)~18日(土)バルバドス ブリッジタウン
2010年AIBA世界女子ボクシング選手権大会
アマチュアボクシング 2分4ラウンド AIBA国際競技会ルール
日本代表メンバー
48kg級 池原久美子 いけはらくみこ
51kg級 新本亜也 しんもとあや
54kg級 箕輪綾子 みのわあやこ
57kg級 釘宮智子 くぎみやともこ
カリブ海に浮かぶ島国のバルバドスで9月9日から第6回AIBA世界女子ボクシング選手権大会がひらかれます。
この大会はオリンピック委員会に直結するAIBA(アイバまたはエーアイビーエー)が運営する権威ある大会で、今回は世界75ヶ国から300人を超える女子ボクサーが参加します。
前回は42ヶ国から200人の参加だったので、この2年間に女子のアマチュアボクシングが急激に勢いを増していることがわかりますね。
日本は前回2008年の第5回大会に初めての選手団を送り込み、今回は2度目の参戦となるのですが、前回の選手団が7人だったのに対して今回は4人に縮小。
前回まで13階級だったのが軽量級が整理されて10階級になったことが影響しているとはいえ、大会全体が拡大する中で日本選手団は逆に小さくなっていることはさびしい気がします。
さて、各国の参加選手は、アイルランドのケイティ・テイラー選手(ワールドチャンピオン×2回)、インドのメアリー・コム選手(ワールドチャンピオン×4回)、カナダのアリアンヌ・フォーティン選手とメアリー・スペンサー選手(どちらもワールドチャンピオン×2回)、スウェーデンのアンナ・ローレル選手(ワールドチャンピオン×2回)など実力者がずらりとならび面白い大会となりそうです。
世界のアマチュアボクシングのレベルは非常に高く、前回大会の日本選手団は7人のうち5人が初戦敗退。箕輪綾子選手と藤岡奈穂子選手(現東洋太平洋チャンピオン)は初戦を突破したものの2回戦で敗退という現実を突きつけられてしまいました。
あれから2年、池原、箕輪の両選手は前回のリベンジ、新本、釘宮両選手は世界女子選手権へのデビュー。ロンドンオリンピックでの栄光を目指して、日本選手団が大活躍することを祈ります。
ちなみにAIBA女子ボクシングの階級分けとオリンピックの女子ボクシングの階級分けは以下の通り。
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AIBA女子ボクシング全10階級
48kg級 51kg級 54kg級 57kg級 60kg級 64kg級 69kg級 75kg級 81kg級 81kg超級
ロンドンオリンピック女子ボクシング全3階級
48~51kg級 57~60kg級 69~75kg級
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オリンピックで女子ボクシングが公認されたとは言っても、これでは出られない選手が多すぎます。