Boxing
2010年5月27日(金)チェコ共和国 ウースチー・ナド・ラベム
WBO/WBFミドル級タイトルマッチ 10回戦
王者 クリスティーナ・ハマー(ドイツ)
VS
挑戦者 マリア・リンドバーグ(スウェーデン)
ドイツ最年少の世界王者クリスティーナ・ハマー選手が5月27日にタイトル防衛戦をおこないます。彼女は1990年生まれのまだ20才ながら、昨年10月にWBOミドル級王者となり、さらに今年2月にはWBFミドル級王座をゲットして、すでに世界2団体王者の肩書きを持つスター候補選手。
ハマー選手は現在の身長が180センチで、すでに元世界王者のレイラ・アリ選手(178センチ)を追い越すほどの高身長ですが、まだこれからの成長の可能性もあるので、ナターシャ・ラゴシーナ選手(181センチ)や南海キャンディーズのしずちゃん(182センチ)よりも高くなるかもしれません。
動画は昨年6月のマリー・リーデラー選手との6回戦の模様ですが、ハマー選手が正統的でなおかつパワフルなボクシングをしていることがよく分かると思います。
さて、今回のタイトルマッチは挑戦者側も実は現役の世界2団体王者。WIBAおよびWIBFのライトミドル級王者マリア・リンドバーグ選手が1階級上げてこの階級に挑戦してきたのです。
リンドバーグ選手はスウェーデンのアマチュアボクシング出身のベテランで、ハマー選手にとっては非常に警戒すべき相手。若いスター候補のハマー選手がベテランを押さえて新しい時代の幕開けを告げるのか、リンドバーグ選手が2階級制覇に成功して合計4本のベルトを手にするのか、目のはなせない戦いになりそうです。
クリスティーナ・ハマー(ドイツ) 9戦9勝7KO
マリア・リンドバーグ(スウェーデン) 7戦5勝2分1KO
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