観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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計量を6.5キロもオーバーする人間をリングにあげる理由はない ティティアナ・ヴァン・ポラーナは選手失格 キックボクシング女子

 Kick Boxing

RISE802011年7月23日(土)後楽園ホール

49kg契約 RISEルール3分3R(延長1R)
神村エリカ(TARGET/WPMF&WMC世界女子ミニフライ級王者)
VS
ティティアナ・ヴァン・ポラーナ(シュートボクシングオランダ/チーム・サワー/WFCA世界ムエタイ2階級王者、WFCAムエタイオランダ王者)

 神村エリカ選手が23日に対戦するオランダのティティアナ・ヴァン・ポラーナ選手が前日計量で6.5kgもオーバーするという異常事態が発生しました。

 真剣勝負の格闘技系競技の場合、体重制で競い合うのは基本中の基本であり、計量の際に規定の体重をオーバーすることは格闘技選手としての失格を意味します。

 特に、体重90kgとか100kgとかの重量級の世界では2kg、3kgの違いはそれほど大きいものではありませんが、軽量級の選手にとっては2kgの体重の差は決定的な有利不利を作るほどの大きな要素となります。それが今回は6.5kgのオーバーというのですからまったく話になりません。これで試合をしたら競技上の不公平というよりも安全面での問題が出て来るほどの大きな違いなのです。

 もしも日本にスポーツコミッションというものがあったとしたら、この試合は確実に中止命令が出るでしょう。これはそれほどに非常識な体重の差です。

 ここまで体重管理の意識の薄い人間をプロと認めてもいいのでしょうか。いや、そんな人間をプロのリングにあげる必要はありません。今回、この選手をRISEさんがリングにあげたのなら次回以降も体重オーバーの人間をRISEさんは拒否することが出来なくなります。

 今回の試合は中止が当然でしょう。RISEさんは減点やファイトマネーの「一部」カットを考えているようですが、今回はそれぐらいで済む問題ではありません。相手は契約に違反しているのですからファイトマネーなど一切払う必要はありませんし、試合に穴をあけた分は選手とそのマネージャーから損失の補填をしてもらうべきです。絶対に甘い顔を見せてはいけません。これは戦いです。

 格闘技が格闘技であるために断固とした処置を望みます。

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コメント

  1. 次元 より:

    あきれたわ

  2. みやび より:

    あまりにも酷すぎる

    プロ失格ってよりも人としてどうかと思うわ

    エリカ選手は関係なしに試合しそうだけど、それだけに心配です

  3. ジャック より:

    >もしも日本にスポーツコミッションというものがあったとしたら、この試合は確実に中止命令が出るでしょう。

    それが格闘技です。アメリカでは先月、一番人気のジナ・カラーノ選手をメディカルチェック失格で試合に出しませんでした(おそらく体重問題)。どんな状態の選手でも出すようでは主催者の見識が疑われますね。こんな試合をやらせちゃだめでしょう。

  4. 次元 より:

    ファイトマネー全額没収だそうで

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