Boxing
2011年9月24日(土)オーストラリア ビクトリア州 グランドスターレセプションホール
WIBAスーパーフェザー級タイトルマッチ 10回戦
王者 リンゼイ・ガーバット(カナダ)
VS
挑戦者 ディアナ・プラザック(オーストラリア)
減量のためにいまから3年前に27才でボクシングを始め、体重を30キロ落とすことに成功した女性が、ついに世界タイトルへ挑戦することが決定しました。自身でIT関係の会社を営みながら、ボクサーとしても連勝中ということで地元オーストラリアでは非常に有名なディアナ “ダーティー・ダイ” プラザック選手がそのひとです。
プラザック選手はアマチュアで数戦をこなしたあと去年の3月にプロデビュー。初戦こそ黒星でしたがそこから現在までは7連勝で注目を集め、特に今年の5月にムエタイの実力者アイリーン・フォレスト選手(オーストラリア)を初回KOで倒した試合と、6月にかつてライカ選手と10回判定までいっているブロンウィン・ワイリー選手(ニュージーランド)をユナニマスで破ってWBA系のアジア王者になった試合は高く評価されています。
ほとんど毎月のように試合をしているプラザック選手は、タイトル挑戦を前に今月も13日に調整試合としてタイのシープレー・ノンキーパフユ選手と8回戦を予定。タイトル奪取への意欲はかなり高いようです。
しかし、9月の相手は世界チャンピオンのリンゼイ・ガーバット選手(カナダ)。彼女はこれまでにモーリーン・シェイ選手(アメリカ)にTKO勝ち、メリッサ・ヘルナンデス選手(プエルトリコ)に1勝1分、ジェリーナ・マジョナビッチ選手(カナダ)に2勝しているまさにこの階級のトップ選手。プラザック選手の実力が世界のどのへんにあるのかがハッキリする試合となりそうです。
リンゼイ・ガーバット(カナダ)11戦7勝3敗1分3KO
ディアナ・プラザック(オーストラリア)8戦7勝1敗5KO
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