観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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吉田実代 vs カロー GRADIATOR 25 詳細 キックボクシング女子

 KickBoxing

2011年10月30日(日)東京 ディファ有明
東日本大震災復興支援 GRADIATOR 25

52kg契約 キックルール 2分3R
吉田実代(BLUE DOG GYM)
VS
カロー(HARD COMBAT)

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 夏の “girls s-cup 2011” で準決勝に勝ち上がって女を上げた吉田実代選手が赤コーナーに登場。青コーナーはブラジル人が多く集まる静岡のジムHARD COMBAT所属のカロー選手。

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 第1ラウンド 吉田選手は打撃系格闘技の定石どうリにまずジャブ。

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 ジャブからインロー、前蹴りとつないでいくとカロー選手は早くも後退を開始。

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 ミドルキックで反撃してくるカロー選手ですが、吉田選手は冷静に見切ってこれをかわします。

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 ラウンド終盤、吉田実代選手が右ミドルから、右ストレート、ボディーとたたみかけるとカロー選手は金網まで下がって防戦一方。

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 レフリーがスタンディングダウンをコールしてカウント8。ここでラウンド終了のゴング。

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 第2ラウンド ゴング直後、いきなりのハイキックを打っていく吉田選手でしたが、これはかわされてヒットせず。

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 その後もロー、ミドル、パンチでプレッシャーをかけ続ける吉田選手。

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 残り45秒、吉田選手の右フックを受けて完全に横を向いてしまうカロー選手。

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 続いてローとパンチで金網まで追いつめ、試合は完全に吉田選手の支配下に。

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 プレッシャーをゆるめずひたすらローキックそしてパンチを出し続ける吉田選手。アウトローがかなり効いています。

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 第3ラウンド この回も吉田選手が支配権をキープ。

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 カロー選手も時々パンチやローキックを出してきますが、吉田選手の反撃をもらう結果に。

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 WINDY智美戦の時と同じように地道にローキックを打ち続ける吉田選手。

 ここ数年の女子キックでは2分3ラウンド制の影響で、ローキックを省略してパンチの乱打戦で手数勝負に持ち込む選手が多く、きちんとしたスキルが身に付かないまま中堅と呼ばれるようになってしまう残念なケースが目につきます。しかし、初心者向けの2分3ラウンド制では決定的な効果が出ないままに時間切れとなってしまうこともあるローキックも、3分3ラウンド、3分5ラウンドの本格的キックルールでは大きな武器となって猛威をふるってくるものです。安易に目先の手数勝負に出ないで、きっちりローから組み立てる吉田選手のキックボクシングは必ず将来大きな実を結ぶと思います。

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 本来は総合が専門だと思われるカロー選手は、打たれても打たれても反撃をあきらめないガッツは見せてくれましたが、やはり打撃のディフェンスには難があったようです。

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 試合は吉田選手のほぼワンサイドゲームのまま終了。

吉田実代選手
 判定は3-0で吉田実代選手の勝利。

52kg契約 キックルール 2分3R
○吉田実代(BLUE DOG GYM)
判定3-0
×カロー(ブラジル)
吉田実代選手の判定勝利
(カロー選手は第1ラウンドにスタンディングダウン1)
(リングは総合用の金網タイプを使用)

ハム・ソヒ選手と吉田実代選手
 エキシビションマッチ出場のため会場に来ていたハム・ソヒ選手が試合後にリングに上がり「わたしとタイトルマッチで戦いましょう」と吉田選手を挑戦者に指名。吉田選手は「ハム・ソヒ選手はとても強い選手なので光栄です」と笑顔で応え、キックルールのCMA KPWライト級タイトルマッチで戦うことになりました。

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