Boxing
2012年2月19日(日)大阪府 よみうり文化ホール
To the Future Vol.12
WBAミニマム級タイトルマッチ
王者 多田悦子(フュチュール)
VS
挑戦者 マリア・サリナス(メキシコ/アメリカ)
WBAライトミニマム級タイトルマッチ
王者 安藤麻里(フュチュール)
VS
挑戦者 マリア・ヒメネス(メキシコ)
世界タイトル挑戦者決定戦 アトム級8回戦
秋田屋まさえ(ワイルドビート)
VS
宮尾綾香(大橋)
世界前哨戦 フライ級8回戦
真道ゴー(クラトキ/OPBFフライ級王者)
VS
ノンタック・ウータン・ジェフエイカンジム(タイ)
アトム級4回戦
田中奈浦子(フュチュール)
VS
神田桃子(井岡)
スーパーフライ級4回戦
玉森麻保(エディタウンゼント)
VS
隣井朝子(井岡)
スーパーフライ級4回戦
小澤瑶生(フュチュール)
VS
千葉とも子(ワールドスポーツ)
フュチュールさんの来年2月の興行の詳細が発表されました。この大会の目玉はなんと言っても宮尾綾香 vs 秋田屋まさえのアトム級8回戦ですね。世界を狙える実力のあるふたりがここで潰し合うのはもったいない気もしますが、世界最強への道を歩くなら日本人同士と言えどもいずれはぶつかるのは当然のこと。どちらを応援しようか迷いますが、ふたりとも頑張ってほしいです。なお、この試合の勝者が次回WBA世界王座の指名挑戦者となるとのこと。この階級のWBA世界王者は安藤麻里選手です。
メインは多田悦子選手のWBAミニマム級王座防衛戦。挑戦者はメキシコのマリア・サリナス選手。サイナス選手についてはよく分かりませんが、戦績を見ると9月にWBCユースの王座決定戦で敗れたばかりです。ということは、復帰戦が今回の世界挑戦というおかしなことに… 。まあ、この程度のことはWBAさんでは平常運転のうちですけどね(苦笑)。王者多田選手は、どんな相手であっても組まれた以上は全力で倒して実力を見せてほしいと思います。
さて、問題はセミの安藤麻里選手のWBAライトミニマム級王座防衛戦です。この試合の挑戦者は、発表によれば「WBA同級ランカーのマリア・ヒメネス選手、9勝1敗」となっていますが、ライトミニマム級ランカーでそういう名前の選手はいません。ランク外にならマリア・ヒメネス選手はいますが、戦績は2勝4敗で負け越し中。しかも直近の3試合はすべてKO負けという絶不調の選手。いくらなんでもこの選手が世界挑戦者になるとは考えられません。
けれども、同じ階級にはもうひとりヒメネスという選手がいて、こちらはWBAのランカーです。パオラ・ヒメネスという選手です。この選手は戦績が9勝2敗で、発表されているデータとほぼ同じ。本当はパオラ・ヒメネス選手が挑戦者なのでしょうか?しかし、パオラ・ヒメネス選手は今月10日にTKOで負けたばかり。普通に考えて2月の世界戦というのはあり得ません… 。
というわけで、安藤選手の相手は3連続KO負け中のマリア・ヒメネス選手なのか、今月TKO負けしたばかりのパオラ・ヒメネス選手なのか、(付記:結局、この負けたばかりの選手が挑戦者でした)あるいは全然別にヒメネス選手がいるのか?謎が謎を呼ぶ世界タイトルマッチです。
多田悦子 ただえつこ(フュチュール)11戦9勝2分2KO
マリア・サリナス(メキシコ/アメリカ)12戦9勝2敗1分4KO
安藤麻里 あんどうまり(フュチュール)11戦8勝3敗4KO
マリア・ヒメネス(メキシコ)6戦2勝4敗
秋田屋まさえ あきたやまさえ(ワイルド・ビート)11戦8勝2敗1分3KO
宮尾綾香 みやおあやか(大橋)18戦11勝5敗2分1KO
真道ゴー しんどうごう(クラトキ) 10戦9勝1敗7KO
ノンタック・ウータン・ジェフエイカンジム(タイ)
田中奈浦子 たなかなほこ(フュチュール)9戦3勝5敗1分
神田桃子 かんだももこ(井岡)9戦4勝3敗2分
玉森麻保 たまもりまほ(エディタウンゼント)2戦2勝
隣井朝子 となりいあさこ(井岡)2戦2勝2KO
小澤瑶生 おざわたまお(フュチュール)1戦1勝
千葉とも子 ちばともこ(ワールドスポーツ)1戦1勝
*日時 2012年2月19日(日)13:30開場 14:00開始
*場所 大阪 よみうり文化ホール
*料金 A席20,000円/B席10,000円/リングサイド席10,000円/自由席3,000円
*問い合せ フュチュールボクシングジム 075-254-1908
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