Boxing
2012年6月19日(火)アメリカ カリフォルニア州フライアント
WBCスーパーウェルター級王座決定戦 10回戦
クリスティー・マーティン(アメリカ)
延期 8月開催の予定
ミア・セント・ジョン(アメリカ)
トレーニング中のクリスティー・マーティン選手
1989年にプロデビューし、ひとつの時代を作った女子ボクシング界の大スター、クリスティー・マーティン選手が6月にWBCスーパーウェルター級王座決定戦に出場することが決定しました。
マーティン選手は2010年に夫にナイフで刺され、さらに銃で撃たれるという悲惨な事件を経験、2011年春にはスパーリング中に肋骨を負傷、その後の復帰戦では拳を骨折してTKO負けと、ここしばらくは公私ともに災難続き。引退間近を公言している彼女としては暗い話題を吹っ飛ばしてタイトルマッチでパーッと派手に花道を飾りたいところでしょう。
対戦相手は10年前(!)にも一度戦っているミア・セント・ジョン選手。マーティン選手はことしで44才、セント・ジョン選手は45才という大ベテラン対決となります。
天下のWBCさんの世界タイトルマッチがタイムマシンで思いっきり過去に戻ったようなこのカードというのはちょっと考えものですが、この階級にはほかにこれといった選手が見当たらないというのも事実ではあるので、仕方のないところでしょうか。
クリスティー・マーティン(アメリカ)58戦49勝6敗31KO
ミア・セント・ジョン(アメリカ)59戦46勝11敗2分18KO
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