Boxing
2012年6月19日(火) 東京 後楽園ホール
トクホンダッシュエアロ第89弾
WBCアトム級タイトルマッチ
王者 小関桃 こせきもも(青木)
VS
挑戦者 ジュジース・ナガオワ(フィリピン)
小関桃選手の8回めの防衛戦の予定が発表されました。相手は1年前に富樫直美選手(ワタナベ)の防衛戦の相手として来日し、5回TKOで敗れているジュジース・ナガオワ選手(フィリピン)。・・・まったく興味がわかないカードです。
ここしばらくの日本の女子ボクシング界は、タイやフィリピンや韓国からの同じ選手を二度、三度と使い回すことを繰り返していますが、その中でもナガオワ選手は今度で4回めの来日。ファンからすれば「またか」という感じで、もういいかげん勘弁してほしいです。
ナガオワ選手は決して悪い選手ではありませんが、世界のトップというわけではありませんし、ほかにもいい選手はいるわけですからね。
それから、今回のカードで腹立たしいのはこれがWBCさんからの「指名試合」だということです。指名試合というのは、王者が弱い相手ばかりを選んでタイトルマッチをすることを防ぐために団体が強豪選手を指名して対戦させるタイトルマッチのこと。ですから、通常はその階級の1位か2位の選手が王者と戦うことになります。しかし、今回選ばれたナガオワ選手は8位。
また、WBCアトム級では昨年12月に「挑戦者決定戦」がおこなわれており、この試合に勝った黒木優子選手(現在3位)が挑戦権を獲得しているはずです。それが無視されたままで、下位のナガオワ選手が挑戦者になるというのはあまりにもおかしなことではないでしょうか?
ちなみにWBCアトム級の現在のランキングは以下のとおり。この中に、小関選手が戦うべき相手はたくさんいると思います。
今回のような指名試合の決定はボクシングを愛する人を敵に回す行為と言うしかありません。
WBCアトム級 2012年3月ランキング
★ チャンピオン 小関桃(青木)
1 安藤麻里(フュチュール)WBA同級王者
2 パク・ジヒョン(韓国)IFBA同級王者
3 黒木優子(関)WBC同級ユース王者 WBC王座挑戦権獲得済み
4 宮尾綾香(大橋)
5 ジョディ・エスキベル(アメリカ)
6 秋田屋まさえ(ワイルドビート)
7 アマラー・ゴーギアットジム(タイ)
8 ジュジース・ナガオワ(フィリピン)
9 グレチェン・アバニール(フィリピン)
10 ブアリムブン・ゴーギアットジム(タイ)
11 花形冴美(花形)
12 伊藤まみ(イマオカ)
小関桃 こせきもも(青木)15戦12勝2敗1分3KO
ジュジース・ナガオワ(フィリピン)22戦11勝10敗1分7KO
(戦績はJBC公認以前からの通算です)
*日時 2012年6月19日(火)17時50分開始
*場所 東京 後楽園ホール
*料金 RS席¥15,000 特別席¥10,000 指定席¥5,000 自由席¥3,000
*問合せ トクホン真闘ジム 03-3893-2720
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コメント
また頭突き勝ちでしょうか
普通に考えると、小関が指名戦で戦うべきは
1位の安藤→WBA王者で同国なので除外
2位のパク・ジヒョン(韓国)
3位の黒木優子(関)WBC同級ユース王者 WBC王座挑戦権獲得済み
4位の宮尾綾香(大橋)→WBA王座挑戦権獲得済みなので除外
5位のジョディ・エスキベル(アメリカ)
6位の秋田屋まさえ(ワイルドビート)
2位か3位ですよね。
外国人が原発事故の放射能を嫌がってきてくれないんなら、3位か6位と対戦でしょ。
そういえば小関は秋田屋に頭突きして負傷引き分けてましたね。
なんか、宮尾が安藤と戦う話も立ち消えになったという噂だよ。
女子ボクシングは嘘つきばかり?
小関選手は黒木選手と戦わないのなら挑戦者決定戦はなんだったのかと。まず黒木選手と戦ってそのあと安藤選手との統一戦でしょう。
多田選手と富樫選手がお互いのベルトをかけて戦っているので小関-安藤も出来るはず。
秋田屋選手との決着戦も忘れてはいけません。パク選手と戦う勇気も見せてほしい。本当に女子ボクシングの人気を考えてるなら八位の選手とやってる場合じゃないぞと。