Boxing
2012年10月13日(土)メキシコ メキシコシティ
WBCフライ級ダイヤモンド王者決定戦 10回戦
マリアナ・フアレス(メキシコ)
VS
エヴァ・ナイト(アメリカ)
前WBCフライ級王者のマリアナ・フアレス選手とIBF同級王者エヴァ・ナイト選手(アメリカ)の一騎打ちが決定しました。
フアレス選手は今まで保持していたWBCフライ級のベルトを体重の管理が困難になったとして返上、上の階級に移動したと思われていましたが、どういうわけか今回もまたフライ級の試合となりました。
フアレス選手の近況については情報が混乱していて、フライ級王座の返上を取り消したとか、今回もフライ級の防衛戦になる、という情報が流れていましたが、ネットに流れる複数のニュースを総合したところ、フライ級の王座はやはり返上しているようで、今回の試合はフライ級正規王座とは別の『ダイヤモンド王座』の決定戦となる見込み。
ダイヤモンド王座とは、ボクシングに多大な功労があったスーパースターに与えられる特別の王座と言われていますが、どうもその説明はウソで、単なる水増し王座のひとつのようですね。
まあ、そんなタイトルのことよりも、この試合で特筆すべきはメキシコの人気者マリアナ・フアレス選手と、非常に危険な相手であるエヴァ・ナイト選手の試合が実現したということ。
この試合の会場のメキシコシティは標高2200mで、旅行者にとっては高山病のおそれがあるほどの環境ですが、ナイト選手はその対策としてカルフォルニアのビッグベアという高地で強化キャンプを張って備えるそうです。
どちらが勝つのか、非常に楽しみな試合ですね。
マリアナ・フアレス(メキシコ)43戦35勝5敗3分16KO
エヴァ・ナイト(アメリカ)13戦9勝1敗3分5KO
関連記事 新着動画 真道ゴー vs マリアナ・フアレス WBCフライ級タイトルマッチ フルラウンド ボクシング女子
コメント
ほほー、おもしろい!
強者同士が堂々と戦うのはいいね!
ちなみに、空位となったフライ級の王座決定戦に真道ゴーが出るという話もありますが、どうなんですかね?
タイトル管理はでたらめだけどカードはいい!こうじゃなきゃね。
今晩わ 強者どうしの対戦に重点をおきタイトルは二の次という考えの方が そりゃあ楽ですよ
と云う訳にはいかず笑 コツコツと訴えていきましょう笑 何度も言いますが日本だけが 健全に運営している団体に門戸を閉ざし 平気で王座を水増しする腐団体のみ挑戦させている現状を早く改めて欲しい
WBC F級正規決定戦 10・6 ガラッシ×セメレディーⅡに決まった様ですが このカードもちょっと・・・
この日はWBO B級王者ウエストがIFBA SB級に挑戦する試合もありメジャー4団体のB級王者が出揃います(珍)
WBC最新ランキングだとアクーニャに次いでアニオスも名誉王者取り消しですが なぜか先月負けたマーチンはそのままですね・・ 来月のくんでしょうか?
意味ナシ王座を水増ししてるのは WBA WBC位で 取り消しもホントに遅い呆
ダイヤモンド王座はほんとに意味がわからないですね。
男子ボクシングファンなので男子ボクシングの事情はある程度清濁飲み込んだ上で理解できるのですが、女子ボクシングに疎い私にとってこの事例の意味は全く把握できません。
たぶんボクシングに興味の薄い一般層にしてみたら男子ボクシングのダイヤモンド王座も同様な受け取り方なのでしょう、これは非常にまずい事態だと思います。
仮に西岡がダイヤモンド王座を獲得した場合、どのように日本で扱われるのか興味があります。
こちらの記事とは関係ありませんが女子ボクシング世界チャンピオンの水増し防衛回数稼ぎはちょっと酷いように感じます。
BAとBCがクズなのは事実だね。そして日本が認定しているボクシング王座がその最低二団体だけというのが利権まみれの日本らしいやね。