Boxing
2012年11月24日(土)アルゼンチン ビリャグアイ
IBFスーパーフライ級王座決定戦
デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)赤のコスチューム
VS
ミッシェル・プレストン(ニュージーランド)黒のコスチューム
WBCスーパーフライ級世界9位のデボラ・ディオニシウス選手(アルゼンチン)とOPBF東洋太平洋同級3位のミッシェル・プレストン選手(ニュージーランド)がIBF同級の王座決定戦で対戦しました。
ディオニシウス選手は昨年3月にアマからプロへと転向後、10戦全勝の好成績で今回のチャンスを手にしました。
一方のプレストン選手はキックでは世界王座の経験があるものの、ボクシングではかつてスージー・ラマダン選手(オーストラリア)が持っていたOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルに二回、藤本りえ選手(協栄)のOPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルに一回挑戦していずれも敗れており、タイトルに縁がありません。
試合はご覧のとおりにディオニシウス選手の完勝。プレストン選手はキック選手特有の棒立ちになってしまうクセがかなり改善し、相当ボクシングを研究したことがうかがわれますが、テクニシャンのディオニシウス選手の前にはいい場面を作ることは出来ませんでした。
アルゼンチンの期待の星、デボラ・ディオニシウス選手が世界のベルトを手にしましたが、このベルトがどこまでその価値を高められるかは今後どのような対戦者を選ぶかにかかってきます。ディオニシウス選手の防衛戦ロードに期待しましょう。
IBFスーパーフライ級王座決定戦
○デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)
判定 3-0
×ミッシェル・プレストン(ニュージーランド)
ディオニシウス選手が3-0で判定勝利、IBFスーパーフライ級王座を手にしました。
この試合の結果、両者の戦績は以下のようになります。
デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)11戦11勝4KO
ミッシェル・プレストン(ニュージーランド)15戦7勝7敗1分2KO
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コメント
プレストン好きだから頑張ってほしいけど、世界レベルではやはり足りませんね。
頑強なのはいいのですが、パンチを貰いすぎる傾向があるように思います。
勝った選手は知らない名前ですが、アルゼンチンの選手ですね。
アルゼンチンは男子でもそうですが、階級を問わず強いチャンピオンが誕生するのは凄いですよ。
アルゼンチンの人達が特別に体格に恵まれているわけではないのに、これだけいい選手を輩出出来るあたり、選手の育成面で参考にすべきですね