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記者会見で挑戦者が勝手にベルトを巻く暴挙 セシリア・ブレークフス VS オクサンディア・カスティーヨ 3団体ウェルター級タイトルマッチ ボクシング女子

 Boxing

2013年9月7日(土)デンマーク

WBA/WBC/WBOウェルター級タイトルマッチ
王者 セシリア・ブレークフス(ノルウェー)
VS
挑戦者 オクサンディア・カスティーヨ(ドミニカ)

 WBA/WBC/WBO統一ウェルター級チャンピオンのセシリア・ブレークフス選手(ノルウェー)が7日に3本のベルトの防衛戦をおこないます。

 挑戦者は今年2月にWBOライトミドル級チャンピオンのハンナ・ガブリエル選手をわずか2ラウンドでレフリーストップに追い込んで新王者となった新鋭オクサンディア・カスティーヨ選手。

 カスティーヨ選手は今回ひとつ階級を落とし、ブレークフス選手の持つ世界3団体のベルトをすべて手に入れようという大胆なチャレンジに出ました。デビュー以来14戦無敗、こわいもの知らずの18才には、パウンド・フォー・パウンド最強と言われるブレークフス選手も恐れるに足りずというところでしょうか。

 Cecilia Braekhus しかし、勢いに乗り過ぎたカスティーヨ選手が公式記者会見でやってしまいました… 。ブレークフス選手が記者のインタビューに答えている間に、テーブルの上に飾ってあったブレークフス選手の3本のベルトを無断で手に取り、まるで自分の物のように腰に巻いたり、肩にかけたりして記念撮影。問題のシーンの動画のある海外のページ そして「土曜日には全部わたしのものになるわ。家に持って帰るの。」と発言。

 ブレークフス選手は「不愉快。」「あんなことする人は今まで一度だって見たことない。」「2度とベルトに触れさせないわ。わたしは土曜に防衛し、ベルトといっしょに帰ります。」とご機嫌ななめ。

 プロデビュー以来無敗同士、世界チャンピオン同士のビッグマッチに、なんとも険悪な空気が立ちこめてきたようです。

WBA/WBC/WBOウェルター級王者
セシリア・ブレークフス(ノルウェー)22戦22勝6KO

WBOライトミドル級王者
オクサンディア・カスティーヨ(ドミニカ)14戦12勝2分9KO

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