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コスタリカに衝撃 ハンナ・ガブリエル vs オクサンディア・カスティーヨ WBOライトミドル級タイトルマッチ 結果&動画 ボクシング女子

 Boxing

2013年2月28日(木)コスタリカ サンホセ

WBOライトミドル級タイトルマッチ 10回戦
王者 ハンナ・ガブリエル(コスタリカ)
VS
挑戦者 オクサンディア・カスティーヨ(ドミニカ)

 中央アメリカの人口450万人の国コスタリカに初めての世界王者が誕生したのは2009年でした。ハンナ・ガブリエル選手がWBOウェルター級王者決定戦で勝利、男女を通じて初めての世界タイトルを保持者となったのです。

 続いてブライアン・バスケス選手が2011年にWBAスーパーフェザー級暫定王座を獲得し、コスタリカで初めての男子の世界王者が誕生。

 そして2012年夏にガブリエル選手とバスケス選手が結婚。世界で初めてのボクシング世界チャンピオン夫婦として話題を呼びました。

 しかし、王者夫婦の明るい日々は長くは続かず、年末に来日したバスケス選手は内山高志選手(ワタナベ)との正規/暫定統一戦に敗れて王座消滅。

 夫婦世界王者から奥さんだけの世界王者となってしまったガブリエル選手が2月28日に4回めの防衛戦の相手として迎えた挑戦者は、ドミニカの18才、オクサンディア・カスティーヨ選手。

 カスティーヨ選手の13戦無敗という数字は立派ですが、名のある選手との対戦はほとんど無く、安全な挑戦者のように思えました。しかし…

 結果はご覧のとおり、第2ラウンドに挑戦者の右の一発に沈んだガブリエル選手は、必死に立ち上がったものの完全にパンチが効いてしまって目の焦点が合わず、即座にレフリーが試合を止めTKOで王座陥落。夫に続いてガブリエル選手もベルトを失ってしまいました。

 しかし、負けたあとにすぐ新王者を讃えるガブリエル選手は立派ですね。
 
WBOライトミドル級タイトルマッチ 10回戦
×王者 ハンナ・ガブリエル(コスタリカ)
TKO 第2ラウンド
○挑戦者 オクサンディア・カスティーヨ(ドミニカ)
レフリーストップTKOでオクサンディア・カスティーヨ選手が勝利。WBOライトミドル級新王者となりました。

 この試合の結果、両者の戦績は以下のようになります。
ハンナ・ガブリエル(コスタリカ)15戦13勝1敗1分9KO
オクサンディア・カスティーヨ(ドミニカ)14戦12勝2分9KO

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