Muay Thai
２０１４年２月１日（土）ディファ有明
M-Fight～蹴拳15～ Part.1
ＷＰＭＦ日本女子バンタム級２分３Ｒ
陣内まどか じんないまどか（エスジム／J-girl同級王者）
ＶＳ
小田巻洋子 おだまきようこ（WSRフェアテックス）
赤コーナーに登場は陣内まどか選手。
対戦相手はウィラサクレックフェアテックスの小田巻洋子選手。
第１ラウンドから激しい打ち合い。
小田巻選手が右ハイキックで襲いかかりますが、陣内選手はこれを見切ってスウェイバックでディフェンス。ムエタイではこのような守りには防御ポイントが与えられます。
両者ともにアグレッシブに出て行く展開の中、
陣内選手が一瞬のスキを突いて右ハイでヘッドショット。
首相撲でも陣内選手が有利に組んで自分のペースを守りますが、
ラウンド終盤に小田巻選手が前蹴りで一矢報います。
しかし、初回は全体的に陣内選手が優勢。
第２ラウンド開始直後、陣内選手が前蹴り。一度命中した後、再度同じ足で蹴り込んで小田巻選手を跳ね飛ばします。
さらに、パンチとキックのコンビネーションで攻勢。
組みからのヒザでもいい動きを見せる陣内選手。
小田巻選手も懸命に返しますが確実性と打点の高さで上回っているのは陣内選手。
第３ラウンド 反攻の糸口をさがす小田巻選手の動きを、時には首相撲、時にはパンチで潰していく陣内選手。
そして、小田巻選手のミドルを的確にカット。実に安定した戦い方です。
組み付きからヒザ蹴りを見舞う小田巻選手に、
さらに厳しいヒザの返礼。
試合は判定となり、ジャッジ全員の支持を得た陣内まどか選手が勝利。
陣内選手の優れた才能は多くの人が認めるところですが、時として単調な試合運びになることがあり、今まではいまいち印象的に損をしていたように思います。しかし、この試合では積極的に出て来る小田巻選手を迎え撃つ蹴り、パンチ、首相撲が多彩なバリエーションを見せ、守りも盤石、見応えのある３ラウンドでした。あとはもうちょっとお客さんに笑顔を見せる余裕があれば、プロとして大きな存在になっていけると思います。
ＷＰＭＦ日本女子バンタム級２分３Ｒ
○陣内まどか じんないまどか（エスジム／J-girl同級王者）
判定 ３－０
×小田巻洋子 おだまきようこ（WSRフェアテックス）
陣内まどか選手の判定勝利
On February 1st 2014 Bantamweight Madoka Jin-nai won by a unanimous decision over Yoko Odamaki in 3x2mins Muay Thai rules.
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