Muay Thai
2014年2月2日(日)東京 新宿FACE
Muay Thai Open26
50kg契約 ムエタイルール 2分3R
リカ・トングライセーン(センチャイムエタイ)
VS
伊達華 だてはな(Team DATE)
赤はムエタイのリカ・トングライセーン選手。青はインド武術の伊達華選手。
第1ラウンド 前進して来るリカ・トングライセーン選手を前蹴りでストップした伊達華選手は、リング内を跳ねるようなステップで回りながらいきなりの飛び蹴り。
トングライセーン選手が打ち返そうとすると跳ねながらのバックステップで距離を取ってディフェンス。パンチを散らしながらも下がり続ける伊達選手。
トングライセーン選手が強引に距離を詰めようとしたその時、伊達選手のカウンターキックが炸裂。
体がくの字になって飛ばされたトングライセーン選手はリングに倒れます。レフリーの判断はノー・ダウン。
後手にまわってしまったトングライセーン選手は必死に攻めに出ますが、逃げる伊達選手にはいま一歩届きません。
ラウンド後半、打ちに来た伊達選手に右を返すトングライセーン選手。
終盤にリカ・トングライセーン選手の右ストレートが命中。ムエタイルールではパンチはあまり評価の対象にはならないので、ここからさらにキックやヒザで好機を作りたいところ。しかし、あっという間に2分は過ぎてトングライセーン選手には良い材料のないままラウンド終了。
第2ラウンド 無防備に前進するトングライセーン選手に伊達選手はサイドキック。
さらに続けてもう一発。ダメージは無いかも知れませんが、中段以上のキックの連続命中は伊達華選手の大きなポイントになるでしょう。続けてパンチとキックで攻勢に出た伊達選手が試合の流れをつかみます。
勢いに乗る伊達選手でしたが、トングライセーン選手がストレートでお返し。
独特の構えを見せながらバックステップでリングを回り続ける伊達選手。必死に捕まえて首相撲を仕掛けるトングライセーン選手。が、有効な投げやヒザ蹴りにはつながらない。
くねくね動きながらの不思議な構えからサイドキック。これをがっちりガードするトングライセーン選手。
伊達選手は飛び蹴りを見せますが、これをトングライセーン選手がかわして第2ラウンド終了。
リカ・トングライセーン選手のパンチをステップバックではずした伊達選手は、
飛び蹴りやジャンピングパンチで変則ファイトを続行。空中にあるうちはハイキックなどの攻撃は届きませんから、相手にとっては嫌な戦い方でしょう。
そして思いっきり体を倒してのサイドキック。これもパンチなどでの反撃をやりにくい技ですね。
伊達選手はリングを大きく回ってアウトレンジに逃げながら、突然飛びかかるパターンでトングライセーン選手を翻弄。
トングライセーン選手は距離を詰めて組み技に持ち込むことは出来ますが、そのあとの決定的な形が作れません。ヒザ蹴りのジャストミートや完全な崩しがあれば反攻の目も出て来るのですが…
伊達華選手は最後までリング上を大きく跳ね回るファイトを継続。ダメージを与えるようなビッグショットは無かったものの、ポイントになるようないい蹴りを何度か当てており、判定では伊達選手の有利は堅いでしょう。
最後は二人が組み合ってトングライセーン選手が崩れたところで試合終了。
リカ・トングライセーン選手に有利な局面はほとんど見当たらず、伊達華選手の作戦勝ちと見えた試合でしたが、判定で勝利したのはトングライセーン選手。どういうことなんでしょうね。
50kg契約 ムエタイルール 2分3R
○リカ・トングライセーン(センチャイムエタイ)
判定 3-0
×伊達華 だてはな(Team DATE)
リカ・トングライセーン選手の判定勝利
(30-29、30-29、30-29)
On 2nd Feb at Shinjuku FACE in Tokyo, Japan,
Rika Thongkraisaen won over Hana Date by UD in 3x2mins Muay Thai rules.
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コメント
う~ん
よくわからない試合ですね
採点基準もね
伊達家の皆さんはJ-GIRLSではいろいろパフォーマンスを見せてくれますが、実力だってなかなかと思わせられる写真が並んでいますね。
でも、この結果は…。
判定がおかしい