観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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きょうの2冊 『しょこたんの秘宝遊戯 映画貪欲大全』+『語れ!ブルース・リー 貴重写真で振り返る知られざる生涯 ベストムックシリーズ28』

 この2冊、ずいぶん前に購入したんですが、ご紹介が遅れてしまいました。『しょこたんの秘宝遊戯』のほうはまだ書店にあると思いますが、『語れ!ブルース・リー』のほうは姿を消しつつあります。ジュンク堂さんでも在庫少なくなっているそうなのでファンの方はお買い忘れのないように。

『しょこたんの秘宝遊戯 映画貪欲大全』+『語れ!ブルース・リー』
 もう何年も前のことですが、AKさんというブルース・リー好きの方がやってらっしゃる『AKのHERO大好き!』というウェブページの掲示板に春巻ちゃんというアクション女優志望の女の子が出没していました。それが中川翔子さん、しょこたんです。

 彼女はアクション女優になるための準備として渡嘉敷ジムに入門したのですが、その日のうちに脱走し、結局、いまのマルチタレントしょこたんになりました。たぶん、今の路線のほうが正解でしょう(笑)。

 その彼女が大好きな映画やブルース・リーさんについて語ったものをまとめたのが『しょこたんの秘宝遊戯』です。面白いですよ。リンダ夫人と直接会うことが出来てお母さんとふたりで号泣した話とか、いろんなエピソードと、しょこたんのコスプレ写真、自筆イラストがのってます。

 しょこたんと言えばカルトなイメージがあるかもしれませんが、ここで語られている映画はそれほどカルトではなく、アクションやホラー好きの人ならほとんど抵抗のない王道セレクトになっています。

 カルトっぽいのは『ホーリー・マウンテン』『サンタ・サングレ』ぐらいでしょうか。この2作品もいいですがこの監督の作品を初めて見るのなら、まず代表作の『エル・トポ』をおすすめします(しょこたんもこの3本がお気に入り)。最強の腕を誇るガンマンが旅をする話ですが、とんでもないほうにどんどん展開していきます。常識が吹き飛んでしまいます。いろんな意味で閲覧ご注意です。

 『語れ!ブルース・リー』は昨年公開された映画『アイ アム ブルース・リー』と同系列の書籍ですが、こっちのほうが中身は濃いでしょう。ブルース・リー論よりも、関係があった当事者の方たちの証言のほうが当然価値があるわけで、その意味で『ドラゴン怒りの鉄拳』で共演した勝村淳さんへのインタビューが貴重です。敬愛する勝新太郎さんに会うために、リーさんが突然アポ無しで六本木の勝プロの事務所にやってきた話は実に生々しいです。必読。

 と言いながら、実はこの本、まだ全部は読んでいません。一気に読むのはもったいないのでちょこちょこ読んでいこうと思っています(笑)。みなさんもぜひどうぞ。

『しょこたんの秘宝遊戯 映画貪欲大全』大判(A4)フルカラー 1800円+税 出版社: 洋泉社

『語れ!ブルース・リー 貴重写真で振り返る知られざる生涯 ベストムックシリーズ28』
大判(A4)フルカラー 980円 出版社: ベストセラーズ

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