観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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神田桃子 VS カロル・カストロ・マドリッド 6回戦 試合経過  第3回太平洋ボクシング決戦inキャンプ座間 ボクシング女子

 Boxing
2014年4月5日(土) キャンプ座間 屋内体育館 Yano Fitness Center

第3回太平洋ボクシング決戦inキャンプ座間
PACIFIC BOXING SHOWDOWN IN CAMP ZAMA VOL.3

神田桃子 かんだももこ(勝又)
VS
カロル・カストロ・マドリッド(メキシコ)

Kanda_v_Madrid-1
 赤コーナーは神田桃子選手。もともとは大阪を中心に活動していましたが、このたび勝又ジムさんに移籍し、これがJBC公認になって以降は初の関東での試合です。また、移籍前の2012年、2013年はメキシコでの試合だけでしたので久々の国内のリングでもあります。

Kanda_v_Madrid-2
 青コーナーはメキシコのカロル・カストロ・マドリッド選手。今年でデビュー3年め。昨年は5戦して4勝1敗の好成績でした。


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 両者オーソドックスにかまえてまずはジャブの交換。マドリッド選手がリーチ、身長ともに神田選手を上回っています。

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 最初から距離を詰めてパンチを打って来るマドリッド選手。まっすぐのパンチが基本ですが、時おりメキシコ女子特有の左右に開き気味のパワーパンチがまざります。

神田桃子 VS カロル・カストロ・マドリッド
 しかし、よく見ている神田選手はほとんどそのパンチを被弾せず、逆にジャブやボディーを当てて好発進。マドリッド選手は容易に入れない。

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 しかし、なんとか状況を切り開きたいマドリッド選手はアゴを引いて無理矢理前進。ところが、進むタイミングとパンチのタイミングが合っていないため、どうしても頭から突っ込んでくる形に。おかげで神田選手は何度かバッティングをもらってしまいます。

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 突っ込んで来る相手に、神田選手は距離を取り、ジャブを多めに打ちながら自分のリズムをキープ。

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 相手の打ち終わりや出ばなにヒットを重ねてポイントを奪います。

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 ときおりボディーをもらう場面はありましたが、神田選手はディフェンスも堅く、被弾は最小限。

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 各ラウンドに1~2回はクリーンヒットを見せて神田選手が優位に試合を運びます。

Kanda_v_Madrid-13
 判定は3-0で神田桃子選手の危なげない勝利。でも、欲を言えば、カウンターで一発当てた後に、二撃三撃のフォローでたたみかける姿を見たかったです。次に期待します。

ライトフライ級 6回戦
○神田桃子 かんだももこ(勝又)
判定 3-0
×カロル・カストロ・マドリッド(メキシコ)
神田桃子選手の判定勝利
(59-57、59-56、59-56)

神田桃子 かんだももこ(勝又ジム)13戦5勝6敗2分
カロル・カストロ・マドリッド (メキシコ)9戦5勝4敗2KO

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