Boxing
2014年12月12日(金) チリ プエンテ・アルト
IBFバンタム級タイトルマッチ 10回戦
王者 カロリーナ・ロドリゲス(チリ)ブルーのコスチューム
VS
挑戦者 ジャネス・ペレス(メキシコ)ゴールド/ブラウンのコスチューム
かつては無敗のWBA世界バンタム級王者として東郷理代選手や天海ツナミ選手の挑戦をしりぞけて強さを見せていたジャネス・ペレス選手。しかし彼女は、2013年1月にイルマ・ガルシア選手に不可解な判定で敗北し王座を失ってしまいます。
その後、ペレス選手は団体をIBFに変えて2013年11月にバンタム級王座を獲得。しかし、今度は初防衛戦でカロリーナ・ロドリゲス選手に0-2で敗北し、再び王座陥落。
今回はそのベルトを取り返すために王者ロドリゲス選手のホームのチリまで遠征してきたペレス選手。ロドリゲス選手は初防衛を判定で乗り切ってこれが二度目の防衛戦です。王者の立場とホームを入れ替えてのリマッチ、どのような試合になりましたでしょうか?
結果はご覧のように2-0で王者ロドリゲス選手が防衛成功。ペレス選手はメキシコ女子特有の大きなパンチで果敢に攻めましたが、カウンター待ちの王者の鋭いパンチに何度かしてやられ、いいことろが見られません。対東郷理代戦や対天海ツナミ戦の頃とは違うあまりにも単調なボクシングで、いったいどうしたのかなと心配になります。ロドリゲス選手に対しては相性ということもあるでしょう。しかし、ペレス選手が本来の巧みな試合運びを思い出せば王座返り咲きも夢ではないと思います。
IBFバンタム級タイトルマッチ 10回戦
○王者 カロリーナ・ロドリゲス(チリ)
判定 2-0
×挑戦者 ジャネス・ペレス(メキシコ)
(99-91、95-95、99-91)
マジョリティーデシジョンでカロリーナ・ロドリゲス選手が勝利。IBFバンタム級二度目の防衛に成功しました。
この結果、両者の戦績は以下のようになります。
カロリーナ・ロドリゲス(チリ)14戦14勝1KO
ジャネス・ペレス(メキシコ)26戦20勝4敗2分4KO
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コメント
今晩わ
海外情報です WIBF・IFBA両公式サイトによれば パク・ジヒョンが 去年11月末に 一年ぶりの防衛戦でAトーレスに勝ち IFBA V15&WIBFとの2冠達成ということです ボクレコにはまだあがっていません WIBF 漸くの王者更新ですが 年一度くらいは更新して欲しいですね笑
102lbに限って言えば もはやパク・宮尾・小関・池山等 王者軍以外 これといったライバルも浮上しない中で 王者同士の邂逅はありうるんでしょうか? 大橋会長は なにやら前向きな発言をしてましたが・・・
あと 同じ頃 WBAエステチェ VS WBOアレグレというSL級世界王者同士が なぜかNON戦を10回戦で行なってます タイトルもったいないし話題にすらならなかったですね そしてその少し前には QRさんの推薦するファリアスがWBC王者につきました
>g1j2p5i5さん
情報フォローありがとうございます!
いろいろありますが、第一に嬉しいのは怪我で休んでいたパク・ジヒョン選手の復活ですね。V15は女子の単独世界記録。これからも頑張ってもらいたいです。他団体王者との対戦は楽しみですが、小関選手陣営は実力派のパク選手とはどうせやらないでしょう。というか、キタナイことになるのは確定なのでやらなくていいです。ボクシングファンで小関選手支持の人なんかいないでしょう。
まさしく仰るとおり!!!
誰かの3買級制覇と同様 誰もが困惑するようなV14笑
女子102lbは パクや小関がひっぱってきた階級ではありますが 片方は防衛記録更新 そしてもう一方は 今年こそ世代交代を期待したいものです笑