なるほど、こういう女子主役のアクション映画の映画祭なんですね。正式名称は『アルテミス・ウィーメン・イン・アクション映画祭 Artemis Women in Action Film Festival』。タイトルそのままでしたね。
それでは今回の特別上映作品5本をチェックしてみましょう。
まず1本目ははすでに公開されて評価が確立している『インディアズ・ドーター(インドの娘)』です。いきなり本題をそれるようですが、本作はアクション映画ではなくて実際に起きている女性への暴行という問題を追ったドキュメンタリーで、自分自身も暴行被害者の女性が監督した作品。アルテミス映画祭はこの作品を「女性の権利を無視するやつらの体と心と魂へのボディーブロー」と評しています。
製作中にホルム選手がラウジー選手に勝ってチャンピオンになったので、急遽予告編での扱いが大きくなりましたが、もともとはミーシャ・テイト選手のほうが大きな役のようですね。その後、テイト選手が勝ってつじつまがあったみたいですが(笑)。
予告編を見る限りはしょうもないB級以下作品といった感じ。現役選手を集めた地下格闘ものの映画は定期的に作られますが、ろくでもないものばかりなので、これもダメ予感MAXですが。
次は『ノー・タッチング No Touching』。呪われた館のアトラクションを見に行った数人組が「キャストには触れないでください」という忠告を忘れて触ってしまったことから起こる大事件、だそうですが、予告編の動画がないのでよくわかりません。
主演は女子アクション界のヒーロー(!)ゾーイ・ベル大先生。気になりますね。
正直、この予告編を見てノックアウトされました。ディクソンさんの表情とアクションが素晴らしい。見たいなーと思います。
5本目は『クロウル・オア・ダイ Crawl or Die』。なんか、やたらと狭いところで展開するホラーアクションらしいですが、よくわかりません。
海外の映画祭なのでこれ以上の情報は集まらないとは思いますし、マイナーな作品の国内上映も難しいでしょうけど、ここに上げられた作品のタイトルや出演者を覚えていれば、日本でブルーレイやDVDが出たときにチェック出来ますね。
関係者のみなさん、日本版の発売をよろしくお願いします。
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