Boxing
2016年10月1日(土)[日本時間10月2日]メキシコ エカテペック
WBCフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 ジェシカ・チャベス(メキシコ)
VS
挑戦者 藤岡奈穂子 ふじおかなおこ(竹原&畑山)
注目のWBCフライ級タイトルマッチ、藤岡奈穂子 VS ジェシカ・チャベス戦は計量の結果、藤岡選手50.7kg、チャベス選手50.8kgリミットジャストで両者とも無事通過となりました。
また、この試合が『WBCフライ級ワールド女子トーナメント』の最初の試合になることが発表されました。
WBCの会長さんがフライ級で『WBC女子ボクシングワールドカップ』を開くと言ったときにはボクシング界のほとんどの人が「それは無理」という反応で、当QRも「限りなく夢」と書きましたが、当初の構想とはかなり形を変えたとはいえ「トーナメント」を開くという公約は実現に近付いたわけで、WBCさんはがんばった、と思います。
優勝選手には、かつてマニー・パッキャオ選手やアナ・マリア・トレス選手、エイヴァ・ナイト選手が獲得している『WBCダイアモンドベルト』と『WBCフライ級ダイアモンド王者』の称号が授与されるそうです。
今回発表された『WBCフライ級ワールド女子トーナメント』の概要は以下のとおりです。
1回戦 第1試合 10月1日 メキシコ 藤岡奈穂子(日本)VS ジェシカ・チャベス(メキシコ)
1回戦 第2試合 10月22日 メキシコ エスメラルダ・モレノ(メキシコ)VS メリッサ・マクモロー(アメリカ)
1回戦 第3試合 10月22日 オーストリア ラジャ・アマシェ(ドイツ/ヨルダン)VS アナ・アラソラ(メキシコ)
1回戦 第4試合 11月5日 メキシコ イベス・サモラ(メキシコ)VS 調整中
準決勝 2017年1月または2月
決勝戦 2017年5月または6月
ご覧のとおり、開催地のほとんどがメキシコで、すべての試合にメキシコ人がからむといったありさまで、さすがに『ワールドカップ』の文字ははずしましたが、トーナメントの形にはなっているようです。
フライ級周辺ですでに決まっている試合をトーナメント戦に認定しただけとも言えますが(苦笑)。
とにかく、あした(日本時間)藤岡選手がチャベス選手に勝てばWBC正規王者となり、さらにダイアモンド王者への第1の扉が開きます。
藤岡選手のベルトコレクションがいっそう充実するチャンス!これは勝ちたいですね!
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コメント
6人トーナーメントかと思ってたら ボクレコ半疑をみると サモラ選手も試合
トーナーメントに参加なんですね 情報サンクスです
サモラ選手は勝てば LF級からは卒業? それともすでに王座返上したのかな?
WBCさんが発表したイメージ写真(ポスター?)には6人しか写っていませんが、8人トーナメントだそうです。サモラ選手はライトフライ級だけどエントリーとかなんとか、よく分からない話になっているようです。
10・22 試合結果
Voraberger ◯対Olszewski ☓
※WIBF・GBU&WIBO SF級王座獲得
モレノ、アラソラが勝利
特にアラソラがアップセット?
この結果 キコを含めて トーナメント3人まで確定
サモラの相手 今だTBA・・・
WBC女子ランク 半年ぶりに更新 職務怠慢にも程がある!
結局 優勝キカチャベス王者 ダイヤ王座は贈呈のみ これは好判断
11月 バービー王者対グラフ選手のWBC女子B級世界戦に加え なぜかボウベルガー選手出場の暫定戦が・・・(WBC HPにも記載) これは何の意図?
ツナミ選手のOPBF王座ですが、
11月1日発表のJBCさんのランキングではまだOPBFチャンピオンとして名前が載っていますが、
大会の公式ポスターには「前OPBF女子バンタム級王者」となっていて、
すでに同王座の返上は申し出ているようですね。