Boxing
2017年3月15日(水)東京 後楽園ホール
Dangan Ladies Vol.4
第8試合 OPBF女子東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦
○後藤あゆみ ごとうあゆみ(ワタナベ)
判定 3-0
×キム・アクタブ(フィリピン)
後藤あゆみ選手の判定勝利
(78-75、79-73、80-73)
キム・アクタブ選手はブルファイター過ぎるブルファイター。どーっと走り込んでパンチを振るってきます。それを足を使ってかわして打ち返す後藤選手。追い掛け回していたアクタブ選手のスタミナも後半には尽きてしまい、以降は後藤選手があぶなげなくポイントアウト。
第7試合 ミニフライ級 8回戦
×ヨックカオ・セーンチャイジム(タイ)
TKO 第2ラウンド レフリーストップ
○花形冴美 はながたさえみ(花形/OPBF女子東洋太平洋ミニフライ級王者)
花形冴美選手のTKO勝利
一見してボクシング4回戦でも無理とわかるヨックカオ選手。花形選手は初回は様子見、第2ラウンドにボディにパンチを集中させて優しくTKOで終わらせました。
第6試合 53kg契約体重 8回戦
×ノル・グロ(フィリピン)
TKO 第2ラウンド 試合放棄
○塙英理加 はなわえりか(UNITED)
塙英理加選手のTKO勝利
いかにも「急なオファーだったので間に合いませんでした」みたいな体型で登場したノル・グロ選手。全然覇気がなく、第2ラウンドが終了すると顔面のカットを理由に試合放棄。無理もありませんけどね。
第5試合 スーパーフライ級 6回戦
×小関有希 こせきゆうき(K&W)
判定 0-2
○吉田実代 よしだみよ(EBISU K’s BOX)
吉田実代選手の判定勝利
(57-57、56-58、55-59)
この日、最高の見せ場だったのがこの試合。前回は小関有希選手がそのパンチの威力で勝利をもぎ取りましたが、同じことは二度とさせじと今回の吉田実代選手は自分からパワーファイトを挑みます。強引にガツンと突撃、打ち返される前に密着、密着しながらアッパーという力技。これで優位に立った吉田選手が後半は中間距離での打撃戦でもいい攻撃を見せてリベンジ成功。小関選手も最後まであきらめず、素晴らしい試合となりました。
第4試合 フライ級 4回戦
○佐山万里菜 さやままりな(ワタナベ)
判定 3-0
×ニラポーン・スックサーソンクロチュンマイ(タイ)
佐山万里菜選手の判定勝利
(40-36、40-36、40-36)
左は形式的に伸ばすだけ、実質的には右腕一本で戦うニラポーン選手にロープを背負う佐山選手。だんだん冷静に当てれるようになって判定勝利。しかし、ダンガンレディースさんもデビュー戦の選手にインタビューするようになったんですね。これじゃあ、あのダメダメGレジェンドと同じじゃないですか。今回から休憩時間も出来ちゃったし、準公式戦も復活しちゃったし、タイ人も復活だし・・・。なんで後戻りするかなあ?一回切り捨てたものは要らないんですよ。
第3試合 アトム級 4回戦
○穐丸早樹 あきまるさき(K&W)
判定 2-1
×樽井捺月 たるいなつき(アルファ)
穐丸早樹選手の判定勝利
(39-38、38-39、39-37)
この再戦も見ごたえありましたね!穐丸早樹選手は一発当てたらパンチを集中する戦い方、対する樽井捺月選手は打ち終わり狙いがうまかったです。カウンターも決まってました。
第2試合 アトム級 4回戦
×パーウィッティダー・サックナロン(タイ)
TKO 第2ラウンド レフリーストップ
○石川海 いしかわうみ(UNITED)
石川海選手のTKO勝利
まったくディフェンスというものがないパーウィッティダー選手。ボクシング習ってないのは明らかですね。当然のことながら早期ストップでした。
第1試合 ミニフライ級 4回戦
×下岡由美子 しもおかゆみこ(厚木ワタナベ)
判定 0-2
○鈴木菜々江 すずきななえ(シュウボクシングジム)
鈴木菜々江選手の判定勝利
(38-38、38-39、37-38)
ふたりともとてもよく似たタイプで判定は難しかったと思います。どちらもパンチの速さはないんですけど、正確に打ってました。
後藤あゆみ ごとうあゆみ(ワタナベ)6戦6勝(うちタイ人4)4KO(うちタイ人3)
キム・アクタブ(フィリピン)12戦4勝7敗1分3KO
ヨックカオ・セーンチャイジム(タイ)
花形冴美 はながたさえみ(花形)22戦13勝(うちタイ人1)6敗3分7KO(うちタイ人1)
ノル・グロ(フィリピン)15戦7勝7敗1分4KO
塙英理加 はなわえりか(UNITED)7戦7勝(うちタイ人2)2KO(うちタイ人1)
小関有希 こせきゆうき(K&W)8戦4勝(うちタイ人0)4敗1KO(うちタイ人0)
吉田実代 よしだみよ(EBISU K’s BOX)7戦6勝(うちタイ人0)1敗
佐山万里菜 さやままりな(ワタナベ) 1戦1勝(うちタイ人1)
ニラポーン・スックサーソンクロチュンマイ(タイ)
穐丸早樹 あきまるさき(K&W)3戦1勝1敗1分
樽井捺月 たるいなつき(アルファ)7戦1勝(うちタイ人0)5敗1分
パーウィッティダー・サックナロン(タイ)
石川海 いしかわうみ(UNITED)3戦3勝(うちタイ人3)2KO(うちタイ人2)
下岡由美子 しもおかゆみこ(厚木ワタナベ)6戦3勝(うちタイ人0)3敗1KO(うちタイ人0)
鈴木菜々江 すずきななえ(シュウボクシングジム)5戦3勝(うちタイ人0)2敗1KO(うちタイ人0)
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コメント
これで 塙VS江畑の世界戦 決定でしょうか? 塙選手 ABCOコンチ王座どうなったんでしょうね?笑
日本女子王座設置間近ですが そういえば「G Legendチャンピオンシップ」は結局尻すぼみでしたよね
正直 タイトル増やすくらいなら 世界基準+日本基準をあわせて WIBA・WIBF世界王座に復帰するか あるいはそのかわり WBA・WBCを脱退した方が 個人的にはいいんじゃないかと思います笑
>g1j2p5i5さん
塙選手がリング上で「5月に世界戦やります」って言ってました(苦笑)。
ワタナベ不信任案さんがおっしゃっていたとおりでした。
なにが日本女子王座ですかね。東洋だってこのレベルなのに。
もうね、本文でも書きましたが、G Legendに逆戻りですよ。(泣)
やはり、タイ人選手はやる気がないという感じですね。
私は日本女子王座を作ることで日本人同士の試合が増え、タイ人選手が来るのが少なくなることを願っています。
>hayaseさん
なるほど!
日本王座ならタイ人出ませんね!
調べましたら、日本女子タイトル「アジア圏の選手も挑戦を認める」そうで・・・。
逆にタイ人マッチ増えそうです(泣)。
http://www.nikkansports.com/battle/news/1779273.html