Boxing
2017年11月4日(土) アメリカ ニューヨーク
スーパーバンタム級 8回戦
アマンダ・セラノ(プエルトリコ/アメリカ)
VS
マリリン・エルナンデス(ドミニカ)
かねてよりボクシングからの引退とMMAへの転向を表明しているWBOスーパーバンタム級王者アマンダ・セラノ選手が4日にノンタイトル8回戦をおこないました。
対戦相手は元WIBFスーパーバンタム級王者のマリリン・エルナンデス選手でしたが・・、結果はアマンダ・セラノ選手の圧勝。初回TKO勝ちという結果に。
セラノ選手は「わたしは最初から早く決めるつもりで出ました。爆発的なパンチでファンも楽しい時を過ごせたでしょう。」とコメント。
今後については「間も無くわたしは8角形の金網リングでMMAのデビュー戦を迎えます。でも、それはボクシングとの別れを意味するものではありません。神が望まれるならまたボクシングのチャンスもあるでしょう。」と語りました。
アマンダ・セラノ選手は現在、元UFC女子バンタム級王者のミーシャ・テイトさんに指導を受けながら初のMMAマッチへの準備の期間にあり、近日中に某MMA団体からの契約が発表されるようです。
世界4団体5階級制覇の偉大な女子ボクサーは、MMAに転向した後もボクシングに参戦することはあるのでしょうか?
残念ながらその可能性は当分の間はゼロに等しいでしょう。UFCと契約した選手はその契約が有効である間はUFC以外のリングに上がることは禁止されていますし、他の団体でそこまで厳しくない契約を結んだとしても、ボクシングとMMAのトップレベルでの掛け持ちは無理だと考えるのが妥当。
残念ながら、ボクシング界が貴重な戦力を失うことは決定事項と言えるでしょう。
スーパーバンタム級 8回戦
○アマンダ・セラノ(プエルトリコ/アメリカ)
TKO 第1ラウンド 2分33秒
×マリリン・エルナンデス(ドミニカ)
アマンダ・セラノ選手のTKO勝利
KOタイムを見る限り、この試合は3分制でおこなわれたようです。
アマンダ・セラノ(プエルトリコ/アメリカ)36戦34勝1敗1分26KO
マリリン・エルナンデス(ドミニカ)37戦26勝11敗17KO
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