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まずは上のみっつの動画(すごく短いです)をご覧ください。上の二つは昨年11月のMAX FC11でおこなわれた56kg級女子トーナメント準決勝。
最初の動画では青のチェ・ウンジ選手がなんと2.3kgの計量オーバーでレッドカード。トーナメントは失格となりました。
次は同じ準決勝のもうひと試合ですが、こちらでも赤のカン・イェジン選手が0.9kgのオーバーで失格。
準決勝を戦う前に決勝進出はムン・スビン選手とシン・ミジョン選手に決まってしまいました。こんなガッカリなトーナメント、聞いたことないです・・・。
というわけで、昨年はダメダメな雰囲気で終わってしまったMAX FC女子ですが、今年一発めの大会、3月3日に開かれたMAX FC12でもまたしてもレッドカード。0.3kgオーバーで青のチェ・ハヌル選手が2点の減点。この大会では女子マッチはこのひとつだけだったのですが。
なにやってんですかね?MAX FC女子・・・。
MAX FCは今年中に日本進出を予定しているわけですし、MAX FCバンタム級暫定チャンピオンのUNION朱里選手と正規王者のキム・ヒョソン選手の王座統一戦もあるわけですから、もっとみんなで気合い入れていかないとダメじゃないですか。
これじゃあ、アジアのライバルとは呼べないですよ。女子マッチ3連続体重オーバーなんてありえないです。異常事態。
2017年11月25日(土) 韓国 アンドン
MAX FC 11
MAX FC 56kg級女子トーナメント 準決勝 2分3R
チェ・ウンジ(韓国)青
VS
ムン・スビン(韓国)赤
MAX FC 56kg級女子トーナメント 準決勝 2分3R
シン・ミジョン(韓国)青
VS
カン・イェジン(韓国)赤
結局、この2試合は計量オーバーの選手がトーナメント失格となったまま、ご覧のように試合そのものはおこなわれました。
本来なら失格選手をはずしてリザーブ選手を出場させるか、リザーブの用意がない場合は試合そのものを中止にするのがスジなのですが、先日の山中慎介選手とルイス・ネリ選手の試合でもそうだったように、選手失格のまま試合をするということがプロ格闘技の世界ではときどきあるんですよね。
チケット売っちゃったし、スポンサーにお金出してもらったし、テレビ局との関係もあるし、やらないわけにはいかない、ということなのでしょうが・・。
これはダメですよね。全然フェアじゃないです。
このMAX FCでの2試合は計量オーバーの選手がふたりとも負けたのでまだ格好がつくのですが、失格選手が勝っていたら、負けた選手が決勝進出するという、なんとも釈然としない結果になったわけです。
勝ったムン・スビン選手とシン・ミジョン選手の優勝決定戦は4月に予定されているMAX FC13でおこなわれるそうです。
MAX FC 56kg級女子トーナメント 準決勝 2分3R
×チェ・ウンジ(韓国)青
判定
○ムン・スビン(韓国)赤
ムン・スビン選手の勝利
MAX FC 56kg級女子トーナメント 準決勝 2分3R
○シン・ミジョン(韓国)青
判定
×カン・イェジン(韓国)赤
シン・ミジョン選手の勝利
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