2018年3月17日(土)ベルギー モンスアリーナ
European Beatdown 3
MMAストロー級(52kg) 5分3R
メロニー・へウへス(前Krush女子50kg級王者/オランダ)青
VS
エヴァ・ドゥルト(フランス)赤
ひとつ前のKrush女子50kg級王者だったメロニー・へウへス選手が先週の土曜日にEBD(European Beatdown)という団体のMMAマッチに出ました。
へウへス選手はポスターにもしっかり登場し、目玉カードのひとつでしたが・・。彼女のここまでのMMA戦績はプロアマ合わせて2勝2敗という判断が微妙な戦績。というか、ムエタイに出場した時のヘウヘス選手は首相撲がまったく出来ず、MMAで組み技系の選手と当てられたら、おそらくどうしようもないだろうことは予想がつきました。
そして、この試合はまさにそのとおりになりました。フランスのドゥルト選手は距離を取って打ち合わず、打撃戦に持ち込みたいヘウヘス選手が突っ込んでいくところをテイクダウン。すると、ヘウヘス選手はグラウンドに対応できずに延々そのまま、という、はるか昔の柔術家VS空手家の戦いのようになってしまったのです。
いやー、へウへス選手は爽やかなくらいにMMAの練習はやっていませんね。おそらく、それほど興味も関心もないのでしょう。だったら、K1ルールに専念するのがいいと思います。みんながみんなMMAをやらなきゃならないわけではありませんから。
でも、K1ルールだけでは試合の機会が少なすぎるというなら、まずムエタイをやりましょう。ムエタイが出来るようになったら、MMAでももうちょっとはなんとかなります。
K1のスキルだけでプロ格闘家としてやっていくのは実際無理だと思います。女子でいちばんK1ルールに適応していたシルビア・ラノッテ選手(イタリア)だって、そのあとはムエタイに打ち込んでますから。組みの技術は打撃系選手にも絶対に必要ってことです。
関連記事 ノーカット版公式動画 Krush女子50kg級タイトルマッチ メロニー・へウへス VS KANA、Krush女子45kg級王座決定戦 松下えみ VS COMACHI キックボクシング女子
コメント