観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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日系人女子ディー・ハマグチ 2003年の戦い ディー・ハマグチ VS ステファニー・ダブス ノーカット動画 ボクシング女子

 Boxing

2003年6月7日(土)アメリカ ネバダ州 ラフリン

女子ミニマム級 4回戦
ディー・ハマグチ Dee Hamaguchi(アメリカ)
VS
ステファニー・ダブス Stephanie Dobbs(アメリカ)

 海外で戦う日本人/日系人女子選手はいままでに何人もご紹介していますが、このディー・ハマグチ選手も忘れてはいけないひとですね。

 彼女(本名:ディーダー・ユミ・ハマグチ)は1965年にカナダに生まれ、のちにアメリカ国籍を取得しました。もともとは空手と柔道をやっていましたが、のちにボクシングを始め、アマチュアの名門大会である『ニューヨーク・ゴールデン・グローブ』が女子の出場を初めて受け付けた大会(1995年)に出場して準優勝をしています。


 その後、プロに転向しましたがドローや敗戦が続きました。けれど、2003年4月のステファニー・ダブス選手との対戦のように、普通に見て勝っている試合でも判定敗けになっていましたので、決して彼女の実力は低かったわけではありません。

 というわけで、その2ヶ月後に組まれた試合がダブス選手とのこのリマッチでした。

 ハマグチ選手は最初からガンガン飛ばして初回にダウンを奪うことに成功。その後も攻め続けて見事判定勝ちをおさめました。

女子ミニマム級 4回戦
○ディー・ハマグチ Dee Hamaguchi(アメリカ)
判定 3-0
×ステファニー・ダブス Stephanie Dobbs(アメリカ)
ディー・ハマグチ選手の判定勝利
(40-35、39-36、39-36)
(ダブス選手は第1ラウンドにダウン1)

 しかし、この勝利のあとはリア・ラムナリンカリーナ・モレノという有力選手との対戦が続いて連敗、ダブス選手との3度めの対戦はタイトルマッチとなりましたがドロー。2006年9月にホリー・ダナウェイ選手の世界タイトルに挑戦して敗れたのがハマグチ選手の最後の試合となっています。

ディー・ハマグチ Dee Hamaguchi(アメリカ)12戦1勝8敗3分
2006年6月 WIBA世界ライトフライ級王座決定戦 ドロー
2006年9月 WIBA世界ミニマム級タイトルマッチ 判定敗け

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