観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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ぬきてるみ VS カンチャナー〔ノンムアイ〕 結果 CHAMP FIGHT vol.8 ボクシング女子

 Boxing

2019年5月3日(金・祝)大阪 エディオンアリーナ大阪第2競技場
CHAMP FIGHT vol.8

54.5kg契約 6回戦
ぬきてるみ(井岡弘樹/OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者)
VS
カンチャナー・テュンタイソン〔ノンムアイ・ゴーキャットジム〕(タイ/元WBC女子ライトフライ級暫定王者)

この試合はボクシングライズさんで動画観戦しました。もともと8回戦の予定だったのが、話が合わなかったのか6回戦になってますね。

対戦相手はどうせタイ人でしょうと思っていたら、やっぱりタイ人だったわけですが、びっくりしたのはそれが元世界暫定王者のノンムアイ・ゴーキャットジム選手だったということです。どういうわけか、カンチャナー・テュンタイソンという聞いたことの無い名前になっていますが、間違いなく多田悦子選手や富樫直美選手と戦ったあのノンムアイ選手ですね。

JBCさんは「複数リングネームの使用は禁止」と言っているにもかかわらず、外国人選手の名前の表記が毎回一定しない現象にはむちゃくちゃ甘いですよね・・。ファンからしたら、誰が誰だかわからないので、最初に呼んだ時の表記でずっと固定してくれないと困るんですけど。そんなこと知ったこっちゃないですか?そうですか。

で、多田選手と戦った時はミニマム級だったノンムアイ選手の今回の契約体重は、なんとスーパーバンタム級ぐらいです。5階級も上です。むちゃくちゃですが、この選手はいつもこんな感じで、階級が一定してないみたいですね。

というわけで、試合開始。・・しかし、ノンムアイ選手は全然手を出しません。離れたところから相手をじっと見て、打ってくるパンチをかわすのに専念している感じ・・。

思い出しました。8年前に後楽園ホールで多田選手の世界王座に挑戦した時もこんな感じでした。ほとんど打たず、やる気を見せないまま10ラウンド終了というヒドイ試合でした。

今回もノンムアイ選手は第1ラウンドは全然打ちません。離れたところから手を伸ばしたのが3回ぐらいあっただけです。第2ラウンドには10回ぐらい手を伸ばしました。

第3ラウンドには20回ぐらい手を伸ばしました。そんなユルい感じで2分が経過し、ラウンド終了のゴングが鳴ろうとしたその時、ぬき選手の右フックがノンムアイ選手のガラ空きの顔面に炸裂。当たった瞬間に「終わった」と分かる強烈な一撃でした。

仰向けにバッタリ倒れたノンムアイ選手はゆっくり上体を起こしますが、そのまま立ち上がらず、放心したような表情で座ったままカウントテンを聞いてKO負け。

ノンムアイ選手は、あの瞬間、もうラウンド終了と思って気が緩んだんでしょう。

KOタイムは2分10秒。つまり、第3ラウンドの終了と同時にぬき選手のパンチが当たったわけです。

ぬき選手は相変わらず背中が板のようになっているカチカチの動きですが、パンチは良くなっていました。ジャブも出ていたし、右は重かったですね。彼女が努力していることは分かりました。

54.5kg契約 6回戦
ぬきてるみ(井岡弘樹/OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者)
KO 第3ラウンド 2分10秒
×カンチャナー・テュンタイソン〔ノンムアイ・ゴーキャットジム〕(タイ/元WBC女子ライトフライ級暫定王者)
ぬきてるみ選手のKO勝利

ぬきてるみ(井岡/OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者 防衛0回)15戦11勝(うちタイ人6)4敗8KO(うちタイ人6)
カンチャナー・テュンタイソン〔ノンムアイ・ゴーキャットジム〕(タイ)22戦13勝6敗3分

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