166センチと公表されているカンティール選手ですが、163センチのアルカイェス選手よりも明らかに低いのはナゼでしょう?本当は160センチぐらいでしょうね。ほかのスポーツに比べて、年齢や身長の詐称が多いのは格闘技の情けないところですが、まあ、戦績詐称よりはマシですか(苦笑)。
試合は、ローキックとパンチだけというK1系にありがちな単純なスタイルのカンティール選手に、かまえを左右にスイッチしながら多彩な打撃を繰り出すアルカイェス選手という対照的な内容。
見ていて面白いのはアルカイェス選手でしたが、特にこれが決まったという攻撃はありませんでした。カンティール選手のほうも、いつもならもっとブンブン振り回すパンチが、アルカイェス選手を警戒してか、かなりおとなしくて物足りない内容。
判定はジャッジ全員一致で地元のカンティール選手でしたが、この試合はそんな内容ではないですよね。延長ラウンドがあったほうが良かったです。
カンティール選手のロー&パンチというスタイルは、思い切りが悪いと全然価値が無いので、もっと打ち方とかに工夫が欲しいです。右左を単純に一発づつ繰り返すパンチの出し方が安い機械みたいで知性を感じません。右ダブルとか、左トリプルぐらいは出さないと。ローしかないのにパンチが地味で単純では、ほめるところが見つかりませんでした。
K1ルール 48kg級 3分3R延長1R
×フンダ・アルカイェス Funda Alkayis(トルコ)青コーナー
判定 0−3
○ナデージダ・カンティール Nadejda Cantir(モルドバ)赤コーナー
ナデージダ・カンティール選手の判定勝利
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