観客席視点からの立ち技系女子格闘技

ヒジとヒザの意味 ジョイス・ヘルナンデス VS セリーナ・フローレス TRIUMPHANT 5 ムエタイ女子

2018年10月13日(土)アメリカ カルフォルニア
TRIUMPHANT 5

ベイ・エリア・チャレンジ女子フェザー級王座決定戦 2分5R
ジョイス・ヘルナンデス Joyce Hernandez(アメリカ)赤
VS
セリーナ・フローレス Selina Flores(アメリカ)青

 今回の動画はカルフォルニアでおこなわれたムエタイのタイトル決定戦。ヒジパッドを着用しているのでアマチュアのタイトルと思われます(機材の不具合なのか、第1ラウンドでは画面がほとんど動かないので第2ラウンドからの再生となります)。

 ムエタイには、キック、パンチ、ヒザ、ヒジという武器があります。一番遠い間合いで使えるのがキック、その次がパンチ。接近するとヒザ、さらに近い間合いではヒジというように使い分けができます。

 赤のヘルナンデス選手はおもにローキックとパンチというK1ルールでよく見るようなファイトスタイルで攻め込み(K1系の選手なのかもしれません)、青のフローレス選手は後退してロープを背にして防戦。ヘルナンデス選手が優勢に見えますが・・。

 距離が詰まったところでフローレス選手はヒジ打ちや膝蹴りを多用して反撃。ヘルナンデス選手がこれに対応できずにしだいに攻守逆転。フローレス選手が優勢になっていく展開が面白いですね。

 攻め込んで来る相手をヒザとヒジ、あるいは首相撲で迎え撃つなど接近戦の選択肢が多いのがムエタイの特徴(古式ムエタイではさらに頭突きがあります)。

 K1ルールは接近戦ではショートパンチとヒザ蹴りしか武器がなく、組み技もありません。というわけで、K1ルール専門の選手がムエタイや、ヒジ・首相撲ありのキックボクシング、シュートボクシングなどに出るとかなり苦しい戦いになるわけです。

 反対に、ヒジ・ヒザ・首相撲ありのルールに慣れている選手がK1ルールに出ると、接近戦で本来の動きが出来ないので不利になったりします。

 ときどき「強い選手はどんなルールでも強い」などという人がいますが、それは極端な考え方で、やはり選手は自分のルールでやるときが一番強いんですよね。

ベイ・エリア・チャレンジ女子フェザー級王座決定戦 2分5R
×ジョイス・ヘルナンデス Joyce Hernandez(アメリカ)
判定 0−3
セリーナ・フローレス Selina Flores(アメリカ)
セリーナ・フローレス選手の判定勝利

October 13, California, USA.
Bay Area Challeng Female Featherweight Title
5x2minutes Muay Thai
Joyce Hernandez vs Selina Flores
Winner Selina Flores by UD

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