Kick Boxing
5月31日にラスベガスで開かれたXFA2で女子マッチが3試合組まれました。メインは男子の試合でしたが、セミは日系人のミリアム・ナカモト選手がつとめました。
XFAとは、Xtreme Fighting Associationの略で、今年スタートした立ち技専門の格闘技団体です。ヒジ打ちは禁止ですが、相手を抱え込んでのヒザ蹴りは一発入れると同時に相手を離せば反則ではありません。
女子カードがどれも、突発的な事情で対戦者が変更になったり、減量に失敗する選手がでるなど、試合の前から波乱があったようです。
ネット情報を総合すると、試合結果と内容は次の通り。
第2試合
×リン・アルバレス
(判定0ー3)
○キャティア・ビクトリア
リン・アルバレス選手は総合格闘技で2勝1敗。キャティア・ビクトリアはムエタイ選手で3月のXFA1で勝利しての連続参戦。
ビクトリア選手は前へ前へと出るファイトを仕掛け、飛びヒザ蹴り、前蹴り、鮮やかなハイキックを命中させるなどして判定勝ち。
第4試合
×ジョディー・エスキベル
(判定0ー3)
○エイミー・デイビス
エスキベル選手は現役のボクシング選手で現在8戦5勝1分2KO。エイミー・デイビス選手は、J GIRLSの大会で来日経験があるキックボクサーです。
予定されていた選手のキャンセルにより急遽出場したエスキベル選手は、準備期間が短かったにもかかわらずよく戦ったようですが判定で試合を落としました。
第8試合
×サリー・クラムディアック
(判定0ー3)
○ミリアム・ナカモト
サリー・クラムディアック選手は総合格闘技4戦無敗、キックボクシング4勝1敗というマルチファイター。ナカモト選手は2006年に放送された『ファイトガールズ』というムエタイのテレビシリーズで全米に知られた選手で、ボクシングでは4戦2勝1KOです。
ナカモト選手はリーチ、体格の有利を生かして、パンチとヒザで一方的に攻めた、とのこと。しかし、KOすることは出来ませんでした。なお、計量時に、ナカモト選手は規定体重をオーバーしていましたが、クラムディアック選手は試合を受けました。
関連記事 ガールズ・ムエタイ USA
コメント