Boxing
2009年1月17日(土) ドイツ デュッセルドルフ
WIBF/WBCフェザー級タイトルマッチ 10回戦
○王者イナ・メンツァー(ドイツ)
判定3-0
×挑戦者イスター・ショウテン(オランダ)
96-94、97-93、97-93
イナ・メンツァー選手が、WIBFとWBCの二本のベルトを守りました。
序盤はショウテン選手が的確なパンチをメンツァー選手の顔面にヒットさせ、ポイントを奪います。しかし、3回後半ぐらいからメンツァー選手が反撃。
打ち合いの精度では五分に渡り合えるショウテン選手ですが、一発一発の重さではメンツァー選手に及ばず、打ち負ける場面が目立ちます。
王者はタイミングの良い左で機先を制し、右で圧力をかけ、挑戦者に反撃の糸口を与えません。
後半はリードを確信して足を使い始めたメンツァー選手、フットワークとパンチの連携も見事で、マタドールのようにショウテン選手を翻弄。打たせずに打つという自分のラウンドを重ねながら10回を戦い、内容的には完勝でふたつの王座を防衛しました。
*画像クリックで試合のハイライト動画のページに飛びます(赤のグローブがイスター・ショウテン選手、黒のグローブがイナ・メンツァー選手)。
この結果、両者の戦績は以下のようになりました。
WIBF/WBCフェザー級チャンピオン
イナ・メンツァー 23戦23勝9KO
元WIBFスーパーバンタム級チャンピオン
イスター・ショウテン 28戦22勝5敗1分11KO
関連動画 イナ・メンツァーvsイスター・ショウテン ウェイト・イン(公開計量)
コメント