Boxing
2009年12月9日(水) 後楽園ホール
ゴールデンチャイルドボクシング VOL.94
第7試合 スーパーフライ級 4回戦
石川範子(イマオカ)赤グローブ
VS
稲元真理(熊谷コサカ)青グローブ
1回め ガードをしっかり構えて、基本どおりにジャブから組み立てる石川選手に対し、稲元選手はオープンガードぎみに自由に動く変則スタイル。左を前に出してユラユラと動かし間合いを計るようにしながら、ときおり右を出してきます。
2回め 左のユラユラに次第にジャブを混ぜて攻撃的になってきた稲元選手は、1分過ぎに左ジャブ2連ヒットからの右ストレートで石川選手の顔面を打ち抜きます。パーンという打撃音。後方にしりもちをつく形でダウンする石川選手。
カウントエイトで試合再開。この回の残り時間は30秒。稲元選手のラッシングをクリンチでしのぐ石川選手。
3回め ダメージから回復した石川選手は右オーバーハンドをきっかけに逆襲。稲元選手を2度ほどロープに追いつめる攻勢。
しかし、稲元選手も激しくやり返し白熱の接近戦が続く中でゴング。どちらとも言えないジャッジさん泣かせの難しいラウンドです。
4回め 開始すぐから石川選手が威力のあるストレートを軸に攻め込んで稲元選手を下がらせます。しかし、接近戦のラフファイトになると自由な動きの稲元選手をとらえきれません。それでもクリーンヒットで石川選手のラウンドか。
判定はユナニマスで稲元選手。稲元選手の右の一発が石川選手に初の黒星をつけました。
第7試合 スーパーフライ級 4回戦
×石川範子(イマオカ)
判定 0-3
○稲元真理(熊谷コサカ)
ユナニマスデシジョンで稲元真理選手の判定勝利
(2回に石川選手ダウン1)
37-38、37-39、36-39
この結果により両選手の戦績は以下のようになります。
石川範子 いしかわのりこ 6戦4勝1敗1分1KO
稲元真理 いなもとまり 3戦2勝1敗
(戦績はJBC公認以前からのものです)
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