Boxing
2010年9月22日(水)東京 後楽園ホール
トクホンダッシュエアロ第2弾
53kg契約4回戦
半谷美里(山木)赤
VS
小笠原恵子(トクホン真闘)青
女子の名門山木ジム久々のニューフェース半谷美里選手のデビュー戦。対戦相手はこちらも新人で、7月にTKOで派手なデビューを飾ったばかりの小笠原恵子選手(トクホン真闘)。
1回 試合はいきなり激しい打ち合いでスタート。小笠原選手が看板となっている強打をガンガン振るいますが、半谷選手も負けずに打ち返します。
しかし、やはりパンチ力では小笠原選手。豪快なフックが命中すると場内がどよめきます。
ここで半谷選手が下がれば小笠原選手の得意な距離となり、試合は小笠原選手ペースとなるところですが…
半谷選手は少しも下がらないどころか、前進しながら手数を出します。
2回 半谷選手は距離を取って足を使うボクシングにチェンジ。間合いをキープしながら左を使いはじめます。
半谷選手がジャブを多用するとともに中に入れなくなる小笠原選手。半谷選手はときおり詰めてワンツーを浴びせます。
3回 半谷選手が左を連射しながらいきなり接近、左右のラッシュを開始。
半谷選手が打たれながらもプレッシャーをかけ続けてこの回はゴング。
小笠原選手は打ち負けて下がっているというよりは、自分の距離を作りたいためのバックステップなのでしょうが、あまり続くと印象がよくありません…
ショートを打つ場面もあった小笠原選手ですが、まだまだ少ない感じ。これを多く出せれば下がる場面を減らせるかも。
半谷選手はパンチをうまくかわす場面を何回か見せてくれましたが、終盤にはきれいにもらってしまう場面も。
判定は2-0で小笠原恵子選手。両者とも手数は同じくらいでしたが、パンチのキレと威力で小笠原選手だったと思います。
ふたりとも積極的で光るものがあっていい新人です。階級的にも世界でのチャンスが多いスーパーフライ級周辺なので今後が楽しみですね。
53kg契約4回戦
×半谷美里(山木)
判定0-2
○小笠原恵子(トクホン真闘)
小笠原恵子選手が判定(マジョリティーデシジョン)で勝利。
(38-39、38-39、38-38)
この試合の結果、両選手の戦績は以下のようになります。
小笠原恵子 おがさわらけいこ(トクホン真闘)2戦2勝1KO
半谷美里 はんやみさと(山木)1戦1敗
コメント