MuayThai
2011年9月2日(金) アメリカ ロサンゼルス
Muay Thai Premier League ROUND1
ムエタイ女子スーパーライト級(63.5kg級)
グループA総当たりリーグ戦
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ペルー)
VS
アンジェリーク・ピティオ(フランス)
ムエタイ女子スーパーライト級(63.5kg級)
グループA総当たりリーグ戦
ジュリー・キッチン(イギリス)
VS
マルティナ・ジンドロヴァ(チェコ)
ムエタイのスーパーイベント『ムエタイプレミアリーグ The MPL』がついにアメリカで始まりました。動画がアップされていますのでご紹介しましょう。
この大会は 世界各国から男子4階級、女子はスーパーライト級のトップ選手を集め、各階級の真のムエタイ世界一を決めようというもの。女子選手は世界各国から選ばれた8人を4人ずつの二つのグループに分けて、まずこのグループの中で総当たりのリーグ戦をおこないます。リーグ戦の試合結果は、判定勝ちが2ポイント、引き分け1ポイント、KO勝ちが3ポイントとして計算。全部の対戦がおこなわれたあと、それぞれのグループの勝ち点上位選手2名、合計4名による決勝トーナメントがおこなわれ世界一が決まります。女子の優勝賞金は2万ドル。
この大会にはムエタイを世界中で盛り上げようという意味があるのはもちろんですが、第一戦と最終戦をアメリカで行うことによって総合格闘技帝国アメリカでムエタイ人気を爆発させようという狙いもあります。そんなわけで大会バナーには日系アメリカ人の女子ファイターミリアム・ナカモト選手が起用され前人気をあおっていましたが、残念なことにナカモト選手は練習中にヒザの大ケガを負ってしまい出場辞退。現在は手術も成功してリハビリ中ということですが彼女のリング復帰は来年になりそうです。
ナカモト選手の辞退により代打としてブラジルのタイナラ・リスボー選手が出場、それにともなって8人のグループ分けも以下のように変更になりました。
グループA
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ペルー)
アンジェリーク・ピティオ(フランス)
シャンタル・ウーギ(イタリア)
イローナ・ワイマンズ(オランダ)
グループB
ジュリー・キッチン(イギリス)
マルティナ・ジンドロヴァ(チェコ)
サンドラ・バスティアン(カナダ)
タイナラ・リスボー(ブラジル)
2011年9月2日(金) アメリカ ロサンゼルス
Muay Thai Premier League
ムエタイ女子スーパーライト級(63.5kg級)
グループA総当たりリーグ戦
○ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ペルー)
判定 2-1
×アンジェリーク・ピティオ(フランス)
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ選手がスプリットデシジョンで勝利。勝ち点2を獲得。
ムエタイ女子スーパーライト級(63.5kg級)
グループB総当たりリーグ戦
○ジュリー・キッチン(イギリス)
判定 3-0
×マルティナ・ジンドロヴァ(チェコ)
ジュリー・キッチン選手がユナニマスデシジョンで勝利。勝ち点2を獲得。
シェフチェンコ選手の顔面前蹴り、サウスポーから繰り出される左ストレート、ジュリー・キッチン選手の首相撲、ヒザ蹴りなど両選手の得意技が威力を見せてまずは順当な結果ですね。
ミリアム・ナカモト選手の辞退によってアメリカ女子選手がいなくなり、会場ウケが心配された女子リーグですがジュリー・キッチン選手のファイトが特に好評だったようで関係者さんたちはホッとしているようです。
この大会は来年の5月の決勝までほぼ毎月行われます。
ムエタイプレミアリーグ現在の暫定順位
グループA – – – –
1位 ヴァレンティーナ・シェフチェンコ 2ポイント
2位 アンジェリーク・ピティオ 0ポイント
未対戦 シャンタル・ウーギ _ポイント
未対戦 イローナ・ワイマンズ _ポイント
グループB – – – –
1位 ジュリー・キッチン 2ポイント
2位 マルティナ・ジンドロヴァ 0ポイント
未対戦 サンドラ・バスティアン _ポイント
未対戦 タイナラ・リスボー _ポイント
ムエタイプレミアリーグ今後の対戦スケジュール
2011年10月8日 イタリア ベニス
グループA 第2戦
シャンタル・ウーギ
VS
イローナ・ワイマンズ
グループB 第2戦
サンドラ・バスティアン
VS
タイナラ・リスボー
2011年11月5日 オランダ アムステルダム
グループA 第3戦
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ
VS
イローナ・ワイマンズ
グループB 第3戦
サンドラ・バスティアン
VS
ジュリー・キッチン
2011年12月5日 タイ バンコク
グループ 第4戦
2012年1月17日 アメリカ ロサンゼルス
グループ 第5戦
2012年2月20日 フランス マルセイユ
グループ 第6戦
2012年4月6日 カナダ
トーナメント準決勝
2012年5月25日 アメリカ ロサンゼルス
トーナメント決勝
参加各選手現在の戦績(主催者発表)
ヴァレンティーナ・シェフチェンコ(ペルー) 38戦37勝1敗10KO
2010年IFMAムエタイ世界トーナメントライトウェルター級優勝/2009年IFMAムエタイ世界トーナメントライト級優勝/2008年IFMAムエタイ世界トーナメントフェザー級優勝
アンジェリーク・ピティオ(フランス) 32戦25勝7敗6KO
2011年、2010年、2009年 フランスキックボクシング王者/2010年 ヨーロッパムエタイ王者/2011年、2008年 フランスムエタイ王者
シャンタル・ウーギ(イタリア) 41戦29勝13敗12KO
WMA63.5kg級王者/2008年WPMFタイ国王盃67kg級優勝/2008年WMFタイ国王妃盃67kg級優勝
イローナ・ワイマンズ(オランダ) 35戦31勝3敗1分4KO
現オランダ王者
ジュリー・キッチン(イギリス)52戦44勝8敗
WBCムエタイウエルター級王者/WMC63kg級王者/IKF52.2kg級王者/WPMF65kg級王者/WPMF67kg級王者/ISKA66kg級王者
マルティナ・ジンドロヴァ(チェコ) 62戦49勝13敗10KO
2009年 WAKO K1オーストリア王者/2008年 ISKA K1チェコ王者/2008年 ISKA キックボクシングチェコ王者
サンドラ・バスティアン(カナダ) 44戦35勝9敗17KO
2008年WKAムエタイライト級王者/2006年IFMAムエタイ世界トーナメントライト級優勝
タイナラ・リスボー(ブラジル) 17戦15勝2無効試合6KO
ブラジル王者/南米王者
関連記事 ジュリー・キッチン WBCタイトル戦動画
関連記事 最高にエキサイティングなファイト ヴァレンティナ・シェフチェンコ vs マルティナ・ジンドロヴァ ムエタイ女子
関連記事 ベテラン対新鋭 サンドラ・バスティアン vs ハイファ・ウェシーニ 結果 ムエタイ女子
コメント
ああ、ナカモトも欠場ですか。どこのエースも勝負の時にみんな怪我って…