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三好喜美佳 vs カイ・ジョンソン 6回戦 詳細 ボクシング女子 

 Boxing

2011年11月23日(祝・水) 神奈川 川崎とどろきアリーナ
ホープフルファイトvol.9

バンタム級 6回戦
三好喜美佳(川崎新田)赤
VS
カイ・ジョンソン(竹原&畑山)青

 この試合が10戦めとなる三好選手。カイ選手は9戦め。キャリアも戦績も近しい両選手はどちらも絶対に勝ちたい初対決です。

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 第1ラウンド 両選手ともリングを時計回りに動きながらジャブを出し合います。どちらもいい動きで直撃を受けません。

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 1分30秒、カイ選手が強引に間を詰め左フックをボディーそして顔面にヒット。三好選手の反撃を余裕でかわして好調。

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 第2ラウンド 相手の動きがよく見えているカイ選手がワンツーを当てるなどしていい感じ。しかし、三好選手もボディーをコツコツ打って反撃の布石。

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 第3ラウンド この回は近距離でもつれ合うようにしながらショートを打ち合うふたり。序盤はフックとアッパーを的確に当ててカイ選手のペース。中盤からは三好選手がフックの連打を返して少しずつ巻き返します。

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 ビッグパンチを狙わず地味にボディーを重ねながら機を待つ三好選手。

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 第4ラウンド ゴングと同時に勢いよく出てきた三好選手はアグレッシブにパンチを繰り出しますが、これを軽いフットワークでかわすカイ選手。三好選手のストレートをダッキングで避けつつ左フックを当てるなどいい動き。

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 しかし、1分過ぎに打ち合いの中で右クロスを決めた三好選手、それを契機に一発二発と右ストレートを命中させて逆襲。

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 終盤は明らかに三好選手のペース。

P1500712
 第5ラウンド 最初から右ストレートを飛ばす三好選手ですが、その後は深追いはせず、距離を取って相手をよく見ながらのボクシング。

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 パンチも上下に散らして冷静な試合運びです。

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 カイ選手も打ち返しますがクリーンヒットの数では明らかに三好選手。

P1500713
 第6ラウンド ファイナルラウンドは最初から接近戦。両者のグラブが相手をとらえますが僅差で三好選手が優勢。

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 中間距離になると三好選手の右ストレートが存在感を見せます。

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 最後は至近距離で両者がボディーを打ち合う消耗戦。

三好喜美佳選手
 判定は3-0で三好喜美佳選手。

 序盤に主導権を握っていたカイ選手は、強気で攻めるだけではなく、相手を誘う動きなども織り込むボクシングで、攻守ともに大きな成長を感じさせてくれました。後半は三好選手のクロスと、ショートレンジでの高回転のラッシュが勝利を手繰り寄せたという試合。三好喜美佳選手、カイ・ジョンソン選手ともにコンディションが良く、溌剌とした動きのナイスファイトでした。

三好喜美佳選手

バンタム級 6回戦
○三好喜美佳(川崎新田)
判定 3-0
×カイ・ジョンソン(竹原&畑山)
三好喜美佳選手がユナニマスデシジョンで勝利
(59-55、59-56、58-56)

 本日の結果を含む両選手の戦績は以下のようになります。
三好喜美佳(川崎新田)10戦4勝5敗1分2KO
カイ・ジョンソン(竹原&畑山)9戦3勝5敗1分2KO

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