Boxing
2011年 クイーン・オブ・ザ・リング ボクシング部門 各賞の発表です。
なお、この賞はこの1年にQRスタッフの耳や目に入った試合からQRスタッフの主観で決定されたものであり、女子ボクシング界全体を反映するものではないことを、最初にお断りします。
★ベストファイト
アナ・マリア・トレス VS ジャッキー・ナヴァ I & II(4月16日および7月30日)
メキシコが生んだ世界のトップボクサーふたりが直接対決。第一戦はドロー、3ヶ月後におこなわれた第二戦で決着となりましたが、勝ち負け以上にその内容に価値があった激戦。現時点での女子ボクシングの最高到達点と思われます。参考記事 参考記事
★ワーストジャッジメント
菊川未紀 vs 川西友子(3月6日 大阪)
地元判定の見本のような試合。ゲームを完全にコントロールし、素晴らしいテクニックで圧倒的にリードしていた菊川選手がまさかの判定負け。しかも3-0という一方的なスコア。これが問題にならないで見過ごされるという現実がさらに問題。参考記事
★ブライテストホープ
デボラ・ディオニシウス(アルゼンチン)
★最優秀来日選手
ジェリーナ・マジョナヴィッチ[ムルドジェノビック](カナダ)
9月22日後楽園ホールのWBCスーパーフェザー級挑戦者決定戦で風神ライカ選手と対戦し、猛追するライカ選手を振り切って判定勝利。そのパワフルなパンチと巧みな試合運びは世界のトップレベルというにふさわしい説得力を持っていました。参考記事
★ベストKO賞
藤岡奈穂子(竹原&畑山:5月8日WBCミニフライ級タイトルマッチ VS アナベル・オルティス)
世界王者オルティス選手から2回のダウンを奪い、戦闘不能に追い込んでの勝利。藤岡選手はこの一戦で自身のパンチがワールドクラスであることを証明しました。参考記事
★ファイター・オブ・ザ・イヤー
アナ・マリア・トレス(メキシコ)
人気と実力を兼ね備えたWBCバンタム級ダイアモンドチャンピオン
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