観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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青く美しい光を放つ粉

 Cesiumは自然界にはほとんど存在しない物質。

 ですから、本当ならわたしたちはまったく無関係で一生をおくるハズでした。

 でも、なにかの事件/事故などが、人工のCesiumを環境にばらまくことがあります。

 いまから約30年前のある日、ブラジルの二人の青年が廃品回収業者に何か高級な装置の一部と思われる金属の部品を持ち込みました。

 業者は貴重な金属ならお金になると思ってそれを買い取り、中を調べたところ、青く美しく光り輝く不思議なパウダー状のものが入っていました。

 業者はそれを家族や近所の人に見せ、欲しいという人には分け与えました。

 その時以降、そのパウダーに近付いたり、見たり、触ったりしたひとは次々に体調を崩し、髪の毛が抜け、皮膚がただれ、吐き気、まめい、脱力感などの症状で、次々に入院することになったのです。

 そのパウダーはCesium 137でした。業者が手に入れた部品は、病院で使われていた放射線照射装置の一部だったのです。

 病院からこの装置が持ち出されて1ヶ月以内に、廃品回収業者の家族など4人が急性放射線障害で亡くなり、この物質を持ち歩いていた人は腕や指などを失いました。

 この事件の時のCesiumはわずか93グラム。

 東日本一帯に広がったCesiumは、汚染状況から逆算すると数万グラムといわれます。数十キロですね。

 動画で語られている恐ろしい症状は『急性放射線障害』で、現在の日本ではその心配はしなくてもいいと思います。日本のCesiumはブラジルの事件よりももっと広い地域に薄く広がっているからです。

 ですが『長期低線量被曝』の心配があります。Cesiumの半減期は長いので、現在のような線量は今後もすぐには収まらないからです。

 それは、『急性放射線障害』のような派手な症状は無いので、あまり目立ちません。

 『長期低線量被曝』の結果は心筋梗塞、くも膜下出血、脳梗塞、白血病などのごく普通の病気の形であらわれます。

 ですから、放射能汚染との関係を否定しようと思えばいくらでも否定出来ます

 でも、わたしたちは今後、このような病名をたくさん目にするでしょう。それはどうにもできません。誰かの力でなんとか出来るレベルを越えてしまっています。

 ですから、自分を救うのは自分だけです

 がんばりましょう。健康な人がいなくなったら日本の将来は真っ暗なのですから。

 ★ブラジルの事件について知りたい方は原子力百科事典ATOMICAで検索窓にゴイアニアと打ち込んでみてください。

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コメント

  1. nekomeishi より:

    鼻の粘膜が荒れて
    治らなくなりました。
    間違いなく明らかに
    震災以降です。

    取り込んでしまったようです。

  2. queens of the ring より:

    いろいろ出ますよね。
    これは個人差大きいので。
    小泉進次郎くんみたいに
    ぼくはなんともないですよと
    言える人は幸せです。

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