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ジェシカ・チャベス VS エスメラルダ・モレノ WBCフライ級タイトルマッチ ノーカット動画 ボクシング女子

 Boxing

2016年7月23日(土)メキシコ カンクン

WBCフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者 ジェシカ・チャベス(メキシコ)
VS
挑戦者 エスメラルダ・モレノ(メキシコ)

 藤岡奈穂子選手が挑戦を直訴しているというWBCフライ級のタイトルマッチが先週おこなわれました。

 現在のこの階級のチャンピオンはメキシコのジェシカ・チャベス選手。

 チャベス選手は2015年6月に同階級のインターナショナル王者となって正規王座への挑戦権を獲得。同年9月に正規王者のアレリー・ムシーノ選手(メキシコ)を判定でやぶってタイトルを獲得しました。この試合が同王座の3回目の防衛戦となります。

 チャベス選手は日本人相手では過去に天海ツナミ選手とのノンタイトル戦で2連勝しています。

 挑戦者のエスメラルダ・モレノ選手もいままでいくつものベルトの経験がある強者で、現在はIBOとWIBFのスーパーフライ級王者。

 モレノ選手は2012年に富樫直美選手からWBCライトフライ級王座を奪った試合が日本では知られていますね。

 さて、動画を見て最初に目に入るのは両選手の堂々とした体格。特にモレノ選手なんか「減量ってなに~?」みたいな太めのボディーですね。

 で、格闘技というと日本人は「ビシッと引き締まったウェスト」とかにこだわりますが、実際の強さにはそんなものは全然関係ありません。胴のくびれとかシックスパックとかは見た目だけの話で・・・。

 そんなものよりは、試合前に無駄なストレスを受けずにきっちり整えたコンディションでよく動いて、しかも、無尽蔵なスタミナを持ち、多少の打撃を受けてもびくともしない頑丈さと、パンチに重みを与える適度な体重があったほうがいいんです。

 試合はこのふたりのフライ級とは思えない『圧力戦』で、地味な展開になりましたが、実はこのジリジリとした押しつ押されつの戦い方が彼女たちの武器なんですね。

 メキシコに行った日本選手は、テクニックでは互角でもそういう部分でやられちゃうんです。

 日本女子のなるべく軽い階級選びとか、ガリガリ指向、試合一週間前は豆腐しか食べなくなる減量とか、一度根本から考え直したほうがいいんじゃないですか?

WBCフライ級タイトルマッチ 10回戦
◯王者 ジェシカ・チャベス(メキシコ)
判定 2-0
×挑戦者 エスメラルダ・モレノ(メキシコ)
マジョリティーデシジョンでジェシカ・チャベス選手の勝利。

 この試合は、さすがにベテラン同士の一歩もゆずらない激突で、どっちが勝ったのかよく分からない接戦になりましたが、ジャッジの判断は95-95、96-95、97-93でチャベス選手の判定勝利。3度目の防衛に成功しました。

ジェシカ・チャベス(メキシコ)34戦27勝4敗3分4KO
エスメラルダ・モレノ(メキシコ)43戦33勝9敗1分11KO

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