Boxing
2017年3月4日(土)〈日本時間3月5日〉メキシコ グアダラハラ
IBFライトフライ級タイトルマッチ
王者 柴田直子 しばたなおこ(ワールドスポーツ)
VS
挑戦者 アロンドラ・ガルシア(メキシコ)
IBFライトフライ級王者、柴田直子選手(ワールドスポーツ)がメキシコで同王座の6度目の防衛戦をおこないました。
挑戦者は3年前にもこの王座の決定戦で顔を合わせているアロンドラ・ガルシア選手(メキシコ)。
ガルシア選手はとにかく前に出てパンチを力いっぱい振るいますが、いかにも雑なボクシング。
チャンピオン柴田選手は正確で速いパンチを手数多めに出して王者らしい試合を展開。特に破綻もなく10ラウンドを完走。
柴田選手がスタミナも十分でコンスタントにパンチが出ていたのに対して、ガルシア選手は中盤での圧力が不足、終盤には立て直したものの、特に印象的なラウンドを作れないまま試合終了。
これは柴田選手が勝ったものと思いましたが、判定はジャッジ全員がガルシア選手を支持して挑戦者が勝利。柴田選手はベルトを失いました。
3名のジャッジのうち1名はメキシコ、2名はメキシコの隣のアメリカから来ており、どうにも不公平な体制でした。
結果は残念です。しかし、柴田直子選手は確かにいいボクシングをしていました。顔を上げて帰ってきてください。
IBFライトフライ級タイトルマッチ
×王者 柴田直子 しばたなおこ(ワールドスポーツ)
判定 0-3
○挑戦者 アロンドラ・ガルシア(メキシコ)
アロンドラ・ガルシア選手の判定勝利
(94-96、93-97、92-98)
柴田直子 しばたなおこ(ワールドスポーツ)21戦16勝(うちタイ人1)4敗1分5KO(うちタイ人1)
アロンドラ・ガルシア(メキシコ)21戦17勝3敗1分1KO
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