観客席視点からの立ち技系女子格闘技

スージー・ケンティキアンが意外な苦戦 WIBF/WBAフライ級防衛戦

boxing

2008年12月5日 ドイツ・ハレ市

WIBFおよびWBAフライ級タイトルマッチ 10回戦
王者スージー・ケンティキアン(ドイツ)○ 判定3-0 ×挑戦者アナスタシア・トクタロヴァ(ロシア)
98-92,99-92,99-91

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 スージー・ケンティキアン選手がWIBF/WBAフライ級王座の防衛に成功しました。これでスージーは、デビュー以来23戦全勝。しかし、内容的には、今までで最も苦しんだ試合だったかもしれません。

 リングインしたケンティキアン選手は、いつになく緊張した表情。精神面が試合の8割を決めるという格闘競技では、これは赤信号。スージーは、対戦相手のトクタロヴァ選手(GBUフライ級王者)の技術面を非常に高く評価し、警戒していたようで、これが過度の緊張を招いたのでしょうか?

 実際、トクタロヴァ選手は、試合が始まると軽いフットワークと身のこなしで、フトコロが深く、良いディフェンス。まったくスキを見せません。先制したいスージーは打って出ますが、逆にいいパンチを当てられ苦しい立ち上がり。

 中盤ではお互いに飛び込もうとしてバッティングが目立ちます。相手のバッティングがあってもいつもは気にしないそぶりのケンティキアン選手が、しきりにレフリーにアピール。らしくない感じ。

 後半はケンティキアン選手が押し気味に試合をすすめ、相手の攻撃を封じて結果を引き寄せました。

 とにかく、苦しそうだったこの試合。若さゆえの不安定さ?技術面の課題?あるいはコンディションに問題?なんにせよ、この経験が今後に生きればさらに成長出来るでしょう。

この試合を含む両者の戦績は次の通りです。
スージー・ケンティキアン 23戦23勝16KO
アナスタシア・トクタロヴァ 23戦13勝10敗2KO

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