Boxing
2009年2月2日(月) タイ ナコンラチャシーマ
WBCライトフライ級王座決定戦 10回戦
ノンムアイ・ゴーギエットジム(タイ) vs キム・ダンビ(韓国)
ノンムアイ・ゴーギエットジム選手は、以前、ノンムアイ・ポースワンジムという名前だったそうです。タイではリングネームの後ろ半分が、所属ジムや、プロモーター、スポンサーの名前になっている選手が多いので、ときどき名前が変わってしまうんですね。
現在、ノンムアイ選手は22才。SEAーGAMES(東南アジア競技大会)にタイ代表として参加して銅メダルを獲得するなどのアマチュア経験があり、プロデビュー後は6戦全勝。PABAライトフライ級王者です。
*PABAは、WBA系のアジアタイトルです。
キム・ダンビ選手は17才。プロで5戦して全勝。OPFBAストロー級(ミニフライ級)王者です。昨年は、WBCストロー級王者カリーナ・モレノ選手への挑戦が決まっていましたが、開催地であるカルフォルニアの「プロボクシングの試合は18才以上でなければならない」という規定に抵触することがわかって、試合の30分前に中止、というトラブルを経験しています。
今回、上のほうでご紹介していますのは、キム・ダンビ選手のプロデビュー戦の動画です。青コーナーがキム・ダンビ選手です。
2月のWBCライトフライ級王座決定戦にのぞむふたりの戦績とランキングは以下のとおりです。
PABAライトフライ級王者 WBCライトフライ級12位
ノンムアイ・ゴーギエットジム(タイ) 6戦6勝
OPFBAストロー級王者 WBCストロー級12位
キム・ダンビ(韓国) 5戦5勝2KO
WBCランクでは、ライトフライ級とストロー級の12位どうしの試合ということになります。これが世界タイトルマッチとして認定されるのでしょうか?
それ以前に、暫定王者の富樫選手がなぜ正規王者に昇格しないのでしょうか?さっぱりわかりません。
前王者サムソン・ソー・シリポーン選手はフライ級に転級してタイトルを狙うそうです。
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