観客席視点からの立ち技系女子格闘技
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グレチェン・アバニールが世界タイトルを獲得

 Boxing

2009年3月29日(日) フィリピン マニラ

WIBAミニマム級王座決定戦10回戦
グレチェン・アバニール(フィリピン)
 判定3-0
×ノングブア・ルークプラ・アリー(タイ)
グレチェン・アバニール選手判定勝利
100-89、100-89、100-89

 空位のWIBAミニマム級王座をめぐって、グレチェン・アバニール選手(フィリピン)と、ノングブア・ルークプラ・アリー選手(タイ)がタイトルマッチ10ラウンドを戦った結果、圧倒的大差でアバニール選手がアリー選手を下してWIBAのベルトを手にしました。
アバニール選手の勝利を伝えるページ

 アマチュアボクシングで高い実績があるアバニール選手は、2007年に
WIBAミニマム級のインターコンチネンタル王者になっていますが、世界タイトルを獲得したのはこれが初めてです。

 アバニール選手は、2008年にソン・チョロン選手(韓国)の持つWBAミニマム級のベルトに挑戦しましたが、この時は、ソン・チョロン選手の流血により、4ラウンドまでの負傷判定になって試合を落とし、ベルト獲得はなりませんでした。

 この試合では、アバニール選手の正当なパンチによる負傷のように見えるにもかかわらずバッティングによる負傷判定とされたため「本当はアバニール選手のTKO勝ちではなかったのか?」と言われたり、この動画のようにアバニール選手の攻勢が目立ったにもかかわらず、37-40、37-39、37-39と一方的にソン・チョロン選手を支持している判定がおかしいとも言われ、ずいぶん議論を呼びました。

 この、疑惑判定防衛のソン・チョロン選手の実力が本物であるのかどうかは、今月11日の多田悦子選手とのタイトルマッチでハッキリすることになるでしょう。

OPBFアトム級2位
グレチェン・アバニール(フィリピン)9戦8勝1敗1KO

WIBAミニマム級7位
ノングブア・ルークプライ・アリー(タイ)5戦2勝3敗

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